数々の著名お笑い芸人が所属するオフィス北野が株式会社TAPと改称してまもなく1年。事務所全体の広報を担当する20代女性マネジャーに「今イチオシの若手芸人はどなたですか?」と尋ねたところ、「銀座ポップです」との答えが返ってきた。ということで、日常のあるあるネタをヒップホップのリズムにのせてライムする“最年長若手芸人”、御年50歳の銀座ポップにインタビューした。次回出演のTAP事務所ライブは12月7日(月)、東京・新宿バティオスにて夜7時半より。ピンときた方はライブまたは配信で体験してみて。
――まず、“最年長若手芸人”というフレーズの話を…。
オフィス北野でいろいろあって、事務所から若手メンバーがほぼほぼ今の事務所のTAPに異動したんですが、そのときは若手メンバーの中で真ん中くらいだったんです。けど、いろんな芸人が事務所を離れていって、自動的に一番上になっちゃったんですよね。それで今、若手代表です(笑)。
――なるほど。では、これまでのヒストリーからうかがえますか。
まずは、小学校2年生の時に…さかのぼり過ぎですかね?(笑)
――いえいえ、そういうところからうかがいたいです。ぜひ。
小学2年生の時に、授業が終わると、毎回黒板を消してたんですよ。まじめだからとかじゃなくて、黒板消しがすごく好きで。面白くて毎回毎回消してたら、帰りの会で先生が表彰してくれまして。表彰されるとノートをもらえたんですが、ちゃんと表彰されたんだから喜べばいいじゃないかと思って、「やったー!」って大声を出して喜んだんですよ。そしたらクラスのみんなにドッカーンってウケたんです。
そのときに、自分を素直に表現していいんだなって思って、その後も同じようにやったらすごくウケる。それから、ずっとクラスの人気者でしたね、中学まで。高校ではモテるタイプじゃなかったんで、クラスの人気者にはならなかったんですけど、心の中では「人気者っていいな」っていうのがずっとあって。
僕の家は開業医だったんですね。だから医学部に行く、みたいな感じの雰囲気がずっとあったので、芸能活動は大学に行ってからだなと。大学には行きたかったんですよ。お笑いをやりたい気持ちを秘めながら浪人して、結局医学部は受からず、理工学部に行きました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)