子供向け新ユニット「ももくろちゃんZ」となり、幼児向け新番組「ぐーちょきぱーてぃー」(Hulu)に出演するももいろクローバーZが囲み会見に応じた。
百田夏菜子が「おひさまかなこちゃん」、玉井詩織が「たんぽぽしおりん」、佐々木彩夏が「ぽっぽーあーりん」、有安杏果が「もしもしももかちゃん」、高城れにが「れいにーれにちゃん」となり、それぞれモチーフの衣装を身にまとって登場。
百田が「小さい子のために作った番組です。企画や歌、ダンスもちっちゃい子が踊りやすい、歌いやすくして、元々の私たちの曲もテンポをゆっくりにして、ダンスもわかりやすくして、ちっちゃい子たちが楽しめる番組を目指してやっています」と配信直前となった新番組を紹介した。
キャラクターについては、玉井が「街にちょっと忘れられている空き地にある、身近な物というのがテーマになっていて、私たちの生活のどこかにいる物がモチーフになっているんですよ」と説明し、有安の公衆電話について百田が「最近の子供たちは電話と聞くとこういう(ダイヤルの)電話をイメージしないんですよね。これを機会に忘れ去られないように」と話した。
また、玉井から「鳥が苦手で、モチーフになっている装飾品でも駄目」と暴露された有安は、ハトの衣装をまとっている佐々木を見ながら「隣にいて結構怖いです(笑)」と苦笑い。
「街中に広がる紫の傘がテーマ」という高城は「梅雨時とかは雨が降っても大丈夫です。私自身が傘なので、このままでも」とおどけて見せた。
さらに、百田は「私はおでこが出ていて、みんなから『初日の出』って言われるんですよ。だから、お正月は私のおでこがみんなから大人気で(笑)。今回せっかくこういう(お日様)キャラクターをやらせていただくので、“初日の出”も出して、全身でお日様をイメージしてみました」と自慢のおでこを見せつけた。
子供たちとの共演に、高城が「大人になるとみんな心が汚れちゃう。ちっちゃい時の純粋な気持ちとか、例えば花を見ると涙が出るくらい感動したり。そういう気持ちをちっちゃい子を見て取り戻しています」としみじみと語ったが、他の4人から「うちらは忘れてないよ」とまさかの裏切り。しかし、高城は「大事なことを忘れちゃいけないとか、ちっちゃい子から学ぶことはあります」と続けた。
玉井は「みんなすごく吸収が早いですね。初めて一緒に踊るよって言っても、みんな進んでまねをして、元気に踊ってくれます。私たちは『ダンスが激しい』と言われてきたけど、(それが)薄れちゃうくらい元気なので、いつも以上に頑張らないとなって思います。やっぱり年を感じますね(笑)」と笑い、有安は「ちっちゃい子は素直に何でも答えてくれるし、リアクションも素直。癒やされます」と振り返った。
また、監修で番組に参加する佐藤弘道について、メンバーは「小さい頃に毎朝見ていた」と口をそろえたが、佐々木は「3歳か4歳の頃に、ひろみちお兄さんの『おかあさんといっしょ』(毎週月~土曜朝8:00-8:24、NHK Eテレ)に出たことがあるんです」と驚きの告白。
「『出たな』ってことくらいしか覚えてないんですけど、その時の写真を見ると(私が)憧れのまなざしでひろみちお兄さんを見ていました。こういう形でまたお会いして、今度は歌のお姉さんという立場でひろみちお兄さんと一緒にお仕事ができてうれしかったです」と心境を明かした。
最後に、百田が「『ももくろちゃんZ』として子供向け新番組が始まります。ちっちゃい子たちが見て楽しめるような、そして自分も番組に出たいなって思ってもらえたり、また大人になった時に私たちが歌っている曲を何となく覚えていたりできるような、ちっちゃい子の心に残るような番組にしていきたいなと思います。ぜひ見てください」と新番組への意気込みを語った。
「ぐーちょきぱーてぃー」は2月24日(金)から隔週で配信する。
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