街角やトラックの“隙間”で商売繁盛「空きスペース」ビジネスを深掘り

2020/12/03 16:07 配信

芸能一般

空きスペースを活用しているフードトラックに迫る(C)TVQ

九州放送(TVQ)で毎週土曜昼に放送されている「ぐっ!ジョブ」。12月5日(土)は、ビル敷地内の一角や輸送用トラックの荷台などの、空きスペースを利用したビジネスを紹介する。

まずは、近ごろよく見かける「フードトラック」。飲食物を調理・販売するフードトラックも、実はビル敷地などの空きスペースを活用している。東京・大阪・福岡で事業を展開する「Mellow」社は、街なかの空きスペースを見つけ、フードトラック事業者に仲介。空きスペースの所有者との賃料交渉も同社が肩代わりする。一方、空きスペースの所有者は、遊んでいた土地から賃料を得られるのでウィンウィンという仕組みだ。

福岡県新宮町の深田運送が始めたのは「シェアトラ」というサービス。「シェアするトラック“空きスペース”」の略称だ。建築資材や鉄骨、ガードレールなど複数社の大荷物を混載し、格安で運ぶサービスが人気を呼んでいる。こうした「重くて長いモノ」は、大手物流会社では取り扱いを断られることもあり、少量でもトラックをチャーターする必要があった。深田運送は「混載」して空きスペースを上手に埋めていく。他社にはマネできない独自のノウハウに迫る。