――作品を通じて感じたことはありますか。
傷ついた子どもたちを「もっと抱きしめたらいいのに」と思っていたのですが、不必要に触れて抱きしめるのではなく、距離を保ちながら大きく見守ることが大事だということを学びました。
大人としての対峙の仕方として、優しくするだけではまた悪い道に行ってしまうこともあると気づかされて。自分の足で立って、自分の頭で考えて、自分の目で見て選べるように、自分にとって必要なことが抽出できるような環境を見つけられるように力を貸すことがとても大事なんですよね。
桃子先生は弁護士なので、その中でできることを探り、距離を取りつつも深い愛情で守っていて。さくらさんと桃子で、子どもたちの安らぎを与える翼になればと思っています。
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