2月20日に、ガンホー・オンライン・エンターテインメント株式会社の人気パズルRPG「パズル&ドラゴンズ」(以下、パズドラ)が、5周年を迎えた。
この日、記念記者発表会が行われ、同商品のCMに出演する嵐の二宮和也と松本潤が登壇した。
ここでは、パズドラのCM撮影エピソードを語った松本のコメントを中心に紹介!
グレーのスーツをビシッと着こなし、お祝いモードの松本は「まだ5周年なんですね。もっと浸透しているイメージが強いので、『あ、5年なんだ』という感じがします。僭越(せんえつ)ながら僕らがCMでやらせていただいているご縁の中で、直接お祝いを申し上げたいと思い、本日伺いました」と登場。
イベントの冒頭は“お祝いのプレゼント”として、森下一喜代表取締役社長CEO、「パズドラ」シリーズプロデューサーの山本大介氏の前で、嵐が出演する新作テレビCM「5周年」篇が公開され、松本もモニターをまっすぐ見て、仕上がりに満足している様子。
森下社長が、「前から、実際に人がドロップを動かすような『人間パズドラ』をやりたいと思っていたんです」と今回のCMの構想について明かすと、松本は「社長のアイディアだったんですね!」とビックリ顔。
CMは、パズドラの盤面に見立てたカラフルなステージで、嵐のメンバーが協力し合って巨大ドロップを素早く受け渡すという、ゲームの世界観を再現したもの。
見どころは、ワンカットのカメラワークで嵐のダイナミックなアクションをとらえているシーン。
重要なワンカットシーンの撮影について松本は「映ってないところでも、『このルートで動く』ということが決まっていました。僕らが撮影に入る前に2日くらい、動きのリハーサルをスタッフの皆さんがやってくださっていたんです。僕らは決まった動きを覚えて、その場でやるというだけだったので、それでも大変でしたね」とを振り返った。
難易度の高い撮影は約20テイクにも及んだそうで、「『誰かが前にいる時に、後ろの人とすれ違うところがもっと見えると、より良いね』とか、欲を言うとどんどんテイク数が増えていきました」(松本)と、現場の熱い空気を告白。
続けて「大変だった分、うまくいった時はスタッフの皆さん含めて、『今の良かったね』という一体感が生まれて、すごかったです。みんなの『やり切った』が詰まっていますよ」と、収穫の多い撮影現場だったことを明かした。
現場の裏話を楽しそうに聞いていた森下社長は「大野(智)さんが回っているところなど、みんなサポートしているのが『前面に出てこない』感じが良い。さりげなく支え合っているのが嵐のチームワークなのだと感じました」と感想を語った。
また、撮影日にはちょっとしたイベントもあったそうで、松本は「ちょうどその日、うちのメンバーの櫻井(翔)が誕生日でして、後ろにいるブラスバンドやチア(リーダー)の皆さんが演奏して盛り上げてくださって、みんなで『Happy Birthday』を一緒にやりました。おしゃれな現場でした!」と興奮。
二宮も「嵐としては、『演者も含めてお祝いしてくれる』というのは初めてでしたね」と目を細めた。
一方で、会見では山本Pから二宮が「プロフェッショナル」と絶賛される一幕も。松本は「僕、楽屋とかでやっているのを見るんですけど、レベルが違いますよね」と同調。
「僕でもできる上達方法があれば知りたいです」と、お困りの松本に山本Pは「二宮さんはマジでうまいんですよ。二宮さんに教えてもらうのが一番なのでは」と提案。
そして二宮から「うまい人のプレーを見るとうまくなりません?」と“見て学べ理論”を授けられた松本は「(二宮のゲームしている画面を見続ければ)上達するってことだね」と真剣な表情。
二宮は「そう、本当に。うまい人がやっているのを見ることが大事。自分で『うまい人』って言うのもアレだけど(笑)」と、自分が暗にうまいことを認めてしまい、照れ笑いしていた。
司会者から「このアドバイスで二宮さんに追い付けそうですか?」と聞かれると、松本は「多分無理ですね」と即答し、報道陣を笑わせた。
それでも、イベントの最後には「改めて5周年おめでとうございます。僕たち嵐も5人でこの5周年をお祝いできることがうれしいですし、CMを多くの皆さんに見てもらって、(パズドラの認知が)広がっていったらと思います。本当にきょうはおめでとうございます」(松本)ときっちりあいさつし、会見を締めくくった。
嵐が出演するパズドラの新CMは2月21日(火)より放送される。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)