君津自身も、波恵の告白に驚きを隠せない。自分の父は市場の仲卸の仕事をしていたごく普通の人間で、4年前に病気で亡くなった、と祥子たちに説明していた。いったい波恵の思惑はどこにあるのか、君津は本当に矢神家の血を継ぐのか…真相は12月13日放送の最終回へと持ち越された。
君津にまつわる衝撃事実の発覚に、視聴者からも驚きの声が殺到。「隠し子!?」「ここから君津は矢神家にどう絡んでいくの!?」「ずっと何かあるとは思ってたけど、隠し子とは…」といった声が飛び交い、君津に一気に注目が集まった。
演じる結木滉星は、2012年にデビュー後、テレビドラマや舞台などで活躍する注目俳優。
2018年、スーパー戦隊シリーズの第42作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(テレビ朝日系)の朝加圭一郎/パトレン1号役でドラマ初主演を務めた。2020年は、ABEMAオリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」主人公の幼なじみ・石川伊織役を好演。2021年は、1月10日(日)ほかスタートの佐々木蔵之介主演ドラマ「ミヤコが京都にやって来た!」(毎週日曜夜11:55-0:25、ABCテレビほか)に出演するなど、勢いある注目俳優の一人だ。
君津役では、ミステリアスな雰囲気でファンを虜にする一方で、「危険なビーナス」の魅力を伝える動画企画「結木滉星の〇〇のお時間です!!」をTBS公式YouTubeで配信するなど、多彩な魅力を発揮している。
演じる結木にも「謎めいた雰囲気がここで活きてきた!」「執事になる前のチンピラっぽいちゃらちゃらした感じから、今のピシッとした感じまでカッチリ演じ分ける滉星くん最高!」「自分が矢神家の隠し子だって知らされた時のきょとんとした顔がたまらなくかわいかった」といった絶賛の声が上がっている。
君津は原作に登場しないオリジナルキャラクター。そのため、原作ファンからも君津の素性についてさまざまな憶測が飛んでいる。同じく日曜劇場で放送された「テセウスの船」も、原作とは異なる結末が用意されていた。「危険なビーナス」も、ドラマオリジナルキャラクターである君津が大きく矢神家にかかわってきたことで、さらに結末が予想困難に。明人の行方をはじめ、散りばめられた矢神家に関する謎や疑惑の行方が注目を集めている。
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