中山卓也が“日本の迎賓館”に迫る!「僕が再現で演じさせて頂いた設計者の人生にも注目して頂きたいです!」【Interview】<世界ふしぎ発見!>

2020/12/19 12:00 配信

バラエティー

中山卓也が“日本の迎賓館”に迫る(C)TBS

「感嘆の声をあげずにはいられませんでした」


――今回、多くの迎賓館を巡られましたが、中山さんが一番気に入られた場所はどちらでしょうか?また、その理由はどのようなところですか?

京都迎賓館です。この場所に来ていただければ、日本ならではの美しさを感じ取っていただけるなと思いました。決して飾りたてることはせず、自然の美しさを追求する、まさに日本の美の真髄を感じました。

庭から眺める景色は、遠くまで自然を眺められる自然豊かな景色で、建物を感じず、ゆっくりとした時間が流れていました。

日本の伝統工芸の技もふんだんに使われていました。職人の方から、伝統工芸の技、そして制作された思いなどを伺うと、受け継がれて来た技術の高さと熱い思いに感嘆の声をあげずにはいられませんでした。

――今回、訪れた迎賓館は“おもてなし専用の建造物”ですが、中山さんがこれまでに受けたおもてなしで印象に残っているおもてなしがありましたら、教えてください。

旅行でポーランドに向かう飛行機で、たまたま隣に座ったポーランド人の女性が「日本はとても素晴らしかった!良かったらポーランドを案内させてほしい」と言って、二日間ほどポーランド旅行をガイドしてくれました。

日本が気に入ったからという理由だけで優しくしてくれるのはうれしかったし、「私は日本を好きになったんだから、ポーランドを好きになってよね!」という思いも感じました。

寒い冬の夜にご馳走になった、パンの器に入ったスープは暖かくて、人の温かさも感じた瞬間で今でも忘れられません。最高のおもてなしでした。

――視聴者の方へのメッセージをお願いいたします。

豪華絢爛な迎賓館赤坂離宮、大正ロマン感じる奈良ホテル、和の京都迎賓館、さまざまな日本のおもてなしの形を発見することが出来ます。そこには、色々な人たちの思いやストーリーが込められていて、くぎ付けになる1時間になること間違いなしです。

関連人物