<インタビュー>黒羽麻璃央、冠番組で崎山つばさにラブコール「一緒にいて気を使わない人No.1」

2020/12/11 20:00 配信

2.5次元

ミュージカル『刀剣乱舞』などの2.5次元舞台から注目を集め、2020年は「SUITS/スーツ2」「恋はつづくよどこまでも」や「ヒルナンデス!」などバラエティー番組やドラマの出演も相次いだ俳優・黒羽麻璃央。彼の冠番組「黒羽麻璃央のやりたいこと全部やります」が、2021年1月7日(木)よりABEMAにてスタートする。

その名の通り、黒羽がキャンプや料理、マジックといった“やりたいこと”に挑戦する同番組には、俳優仲間がゲストとして出演予定。気心の知れた相手ならではのプライベート感、日常感も垣間見える、ファン必見の番組だ。

今回は番組のオンエアに先駆けて、黒羽にインタビューを実施。番組でチャレンジしたいことなどを聞きつつ、活躍の場が広がった2020年を振り返ってもらった。

黒羽麻璃央

生まれて初めて同じ“まりお”に出会った

――2020年も残りわずかとなりました。今年、特に印象的だったお仕事は何ですか?
黒羽:
上半期の仕事がすごく記憶に残っていますね。ヒルナンデス!のシーズンレギュラーだったり、ミュージカル「エリザベート」だったり…。

「エリザベート」の本番は残念ながら中止になってしまいましたが、稽古場でほかのキャストの皆さんと一緒に作り上げたことは、今年を振り返るうえで特に印象的です。

――「ヒルナンデス!」や「エリザベート」の現場では、どんなところが印象的でしたか?
黒羽:
ヒルナンデス!は生放送なので、共演者の皆さんの臨機応変な対応力、瞬発力に「すごいな!」と驚きました。俳優は台本をもらってから本番までに役を作り上げる時間がありますが、バラエティー番組はそれがないし、さらに面白いことを言わないといけませんし。テレビで見るタレントさんやお笑い芸人の皆さんは、やっぱりすごいなって思いました。

黒羽麻璃央

「エリザベート」は年齢的にも下の方で、久々に“末っ子”感のある現場に入らせていただいて。役(ルイジ・ルキーニ)は全然末っ子ではないんですけど(笑)、久々の末っ子感が少しうれしかったですね。もちろん板の上では年齢は関係ないのですが、お手本になる役者さんがたくさんいらっしゃって、学ぶことも本当にたくさんありました。毎日「勉強になるな」と思いながらやっていました。

あと、同じ名前の“まりおさん”(田代万里生)がいらっしゃって。生まれて初めて“まりお”という名前の方にお会いできてうれしかったです。字は違いますけど、同じ“まりお”を生きてきた同士なので(笑)。現場では、僕は「くろまり」と呼ばれていました。

――「SUITS/スーツ2」や「恋はつづくよどこまでも」、「テレビ演劇 サクセス荘2」などドラマ出演も相次ぎましたね。
黒羽:
ドラマは舞台と全然違いますね。ドラマはやっぱりナチュラルにやらなくてはいけないし、舞台のように言葉を立たせなくてもいい。お芝居という基本は同じだけど、表現方法が全然違います。スポーツで例えるなら、球技としては同じでも野球とサッカーくらい違うんじゃないかな。難しいですが、やりがいはありました。

黒羽麻璃央

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