桝太一アナ「高校生クイズ」総合司会を卒業!『自分自身を変えてくれた番組』

2020/12/09 06:00 配信

バラエティー

「高校生クイズ」より(C)NTV

「『高校生クイズ』は、自分自身を変えてくれた番組」


生き物の研究をしていた頃は人前に出るタイプではなくて、福留さん、福澤さん、ラルフ鈴木さんと、人を引っ張る力がある人が歴代の総合司会を務めてきた中で、自分だけ場違いだなと最初は感じていたんです。

でも、「高校生クイズ」のおかげで、自分が先頭に立って人を引っ張っていくという立場を生まれて初めて経験して、慣れない自分のことも参加した高校生の皆さんが本当に温かく盛り上げてくれて、それが今「ZIP!」や、他の仕事にも生きているんです。

「高校生クイズ」は、自分自身を変えてくれた番組だし、自分でも成長したなと思っています。生物部部長だった高校生の頃の自分が今の自分を見たら「うそでしょ?」って感じると思います(笑)。

一番記憶に残っているのは、予選の関東大会の登場の仕方。自分のせいで、ポップアップというジャンプして登場する演出が無くなってしまったことです。ラルフさんは格好よく高く飛べたんですけど、僕は何回やっても低すぎるということで、まずジャンプする演出がなくなりました。

それで、せり上がりという、ゆっくり上昇して登場する形になったんですけど、ある年、せり上がるときにスニーカーが装置の隙間に挟まってしまい、動けなくなりました。とっさにスニーカーを脱いで、片足裸足で前に進んで「ビクトリー!」ってごまかそうとしたら、高校生がざわざわして…それ以降、せり上がりすらなくなりました(笑)。「高校生クイズ」の伝統を一個消してしまったのは私です…。

「高校生クイズ」より(C)NTV


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