12月6日、韓国ソウルでアジア最大級の音楽授賞式「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」が開催された。「MAMA」は「M COUNTDOWN」など、世界に向けたK-POP番組を制作するテレビ局Mnetを運営するCJ ENMが開催するグローバル音楽授賞式。12回目となる2020年は、「NEW-TOPIA」というテーマが掲げられ、コロナ禍のため初の非対面開催となった。
今回MAMAに初出演した話題の新人、ENHYPENとTREASUREは、ともにオーディション番組から生まれ、2020年にデビューしたボーイズグループ。2020年はオーディション番組が新人のヒットのキーになった年だった。
ENHYPEN (エンハイフン、エンハイプン)は、BTS、TOMORROW X TOGETHERらが所属するBig Hit EntertainmentとCJ ENMによるサバイバルオーディション番組「I-LAND」(Mnet、ABEMAほかで放送)により、23人の研究生から選抜された7人で結成されたボーイズグループ。11月30日にデビューしたばかりだが、その話題性の大きさで早くも日本のメディアにもひっぱりだこだ。
12月2日には、「2020 FNS歌謡祭」第1夜(フジテレビ系)に登場したことも大きな話題に。日本人メンバー、ニキは、キッズダンサーとしてSHINeeの日本ツアーに参加するなど、幼少期からダンサーとして活躍していたことでも知られている。
ENHYPENは、「On the Borderline」というテーマで、オーディション番組「I-LAND」の回想シーンから続いてのパフォーマンス。なんと元フィギュアスケーターのソンフンが番組のテーマ曲「Into the I-LAND」のPiano Ver.に乗せて、ソロスケーティングを披露。氷の上に映し出されたプロジェクションマッピングが美しい。
ソンフンが光の玉を放つと、新しい島を創生するかのように雷が起き、荘厳な「Walk The Line」でヒスンがソロダンスを決め、最後は全員でダンスをして集まる。真っ赤な空間に変わるとデビュー曲「Given-Taken」を歌ったが、後半のニキからジェイに移るダンスブレイクが印象的だった。
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