12月8日、AKB48が劇場オープン15周年を記念した「AKB48劇場15周年記念配信」を実施。その中で、2021年1月のTOKYO DOME CITY HALLでのイベント開催や、研究生の昇格が発表された。
元々はこの15年で発表したAKB48楽曲の中から厳選した、98曲をメンバー一人一人が歌いつなぐ“ソロ歌唱メドレー”形式での「AKB48劇場15周年特別記念公演」が予定されていたが、コロナ禍による一部メンバーの活動自粛の発表に伴って「AKB48劇場15周年特別記念公演」は延期に。配信形式の企画開催となった。
オープニングでは、AKB48グループ総監督の向井地美音が「本日12月8日は、AKB48劇場15周年の記念すべき1日です。本来ならば、メンバー一同が劇場に集まって、ファンの皆さまへ感謝の気持ちをお伝えするとともに、新たな1年に向けて出発する大切な1日だったのですが、リモートでの出演となり、誠に申し訳ございません」とあいさつ。
続けて、「2020年は、私たちの生活が大きく変わった1年でした。毎週のように開催していた握手会が実施できなくなり、劇場やコンサートでも、声を出して観覧していただくことが難しくなりました。それでも、私たちを応援してくださる皆さんがいる。だから私たちは、今できることを、精いっぱい続けていきたいと思います。AKB48は、離れていても会いに行けるアイドルです」とコメントした。
また、イベントではサプライズ発表も。劇場にいる宮崎美穂から、2021年1月22日(金)~1月24日(日)の3日間、TOKYO DOME CITY HALLでAKB48単独コンサート「AKB48 15th Anniversary 15時間LIVE」が開催されることが決定。同イベントは「AKB48の15年の軌跡を振り返るコンサート」をコンセプトに、各公演ごとに決められた年代の楽曲を披露するコンサートとなり、各チームごとの公演と、加入期で分けた「First generation(1期~15期)」の公演、「Second generation(チーム8、ドラフト生、16期生)」の公演の全7公演が行われる。
さらに、研究生の昇格発表も行われ、チームAの古川夏凪、本田そら、チームKの永野恵、チーム4の本間麻衣、石綿星南、蔵本美結、吉橋柚花が、それぞれのチームの正規メンバーに昇格。古川と石綿は「チームに貢献できるように頑張りたいと思います」と喜びの涙を流し、チーム4の蔵本は「正規メンバーとしての自覚をもって頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
そして、最後は1期生・峯岸みなみが「去年、卒業発表したにもかかわらず、今日もいて申し訳ありません。15年間、AKB48を応援してくださっているファンの皆さん、本当にありがとうございます。いろいろな道を経験してきて思うのは、メンバー全員がAKB48に起こる一つ一つの出来事を当事者として捉えていけたら、より良いチームになれるのではないかと。AKB48はエネルギーを持って発信できるグループになれると思います。だからこの1年は、みんなで喜んで、みんなで悔しがって、前に進んでほしいなと思います」とあいさつし、約2時間半に及んだ配信を締めくくった。
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