主人公・剣崎元春(大倉)はあおい銀行融資課に勤め、結婚5年目で2児の父親。職場では上司から業績を上げろと叱責(しっせき)され、仕事に疲れ果てて帰ると妻・剣崎澪(広瀬)から怒鳴られる、肩身の狭い毎日を過ごしている。同僚と飲みに行っては「澪はモンスターだ…」と愚痴をこぼすも、周りは結婚しても幸せそうで、“自分だけが貧乏くじを引かされたのでは?”と不満を抱いている。
一方の澪も、仕事を言い訳に家事と育児を押し付けては、酔っ払って帰ってくる元春が憎たらしくてたまらない。パート仕事や母の介護、元春にも協力してほしいのにろくに話も聞いてもらえず孤独を感じている。学生時代に互いに引かれ合って結婚したはずが、当初のラブラブ生活はどこへやら。二人の共通の思いは「なんでこの人と結婚してしまったのだろう」。
そんな矢先、元春は街中で話し掛けられた男からもらった500円硬貨がきっかけで、突然学生時代にタイムスリップしてしまう。元春は「過去に戻って選択を変えれば、妻が替わり、人生も変わるのでは!?」ともくろむ。しかし、もう一つの選択をして理想の人生を手に入れ有頂天の元春の前に、現れたのは澪だった。
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