高級クロワッサンで商売繁盛！　九州で激戦を繰り広げるパン業界のビジネスに迫る

九州放送(TVQ)で毎週土曜昼に放送されている「ぐっ！ジョブ」。12月12日(土)は、クロワッサン一本で勝負する「三日月屋」の常識を覆す舞台裏に密着する。

北九州市若松区に本社を置く三日月屋は、10種類を超えるクロワッサンが毎日飛ぶように売れている。1個200円と少々値が張るクロワッサンだが、10個～20個単位でまとめ買いする客も。みな口を揃えて「土産として買っている」と言う。三日月屋は普通のパン屋とは異なり“ギフト需要”をしっかり掴んでいて、クロワッサン1つずつ和紙の袋で包装し高級感を演出。しかも原料に国産小麦や高級バターを惜しげもなく使い、独自製法で「外はパリ！中はモッチリ」食感を生み出している。立地も駅や空港など交通の要衝をしっかりとおさえ、旅行客や出張客向けに手土産として買えるように店舗を展開した。

さらに三日月屋は、カフェ併設店舗の展開も積極的に行い、クロワッサンに具材を詰め込んだ「クロワッサンサンド」を販売。新たな客層も取り込み、ビジネスチャンスを作り出している。