草なぎ剛が2020年を振り返り！「いろんな意味で自分を 変えてくれた」【連載コラム】

先日「ＮＡＫＡＭＡ　ｔｏ　ＭＥＥＴＩＮＧ　ｖｏｌ．１．５」が配信されました。苦渋の選択で延期になり、僕らも残念な気持ちだったんだけど、９カ月くらいたって、こういう形にはなったけど開催できて、本当にうれしく思いました。無観客で大きなホールでライブをやるって、ちょっと寂しくなるのかなと思ったんだけど、本当に皆さんの顔が見えるなという感覚があったんです。あ、今リアクションしてるなとか、手に取って分かるような感じ。改めて僕らはＮＡＫＡＭＡの皆さんとつながっているんだということが感じられて良かったなと思います。

　今回のライブの構成はいつも通り（香取）慎吾が担当。起承転結じゃないけど、オープニングに、僕はバイクに乗るシーンがあり、ステージに登場して歌って踊って、ソロコーナーがあって、たっぷりトークして、また歌って踊って、最後サンバダンサーが出てきて、ＨＡＰＰＹだぜ!って感じで練り歩く。久しぶりにステージに立ったけど、感覚がよみがえってきて、そうそう、これが〝ザ・ステージ〞でしょ、みたいな。ソロは自分しかいないけど、自分が終わったら他の人…慎吾と（稲垣）吾郎さんがやってるときに裏で着替えて、２人の様子を見て。こういうのがライブなんだよ。今までやってきて分かってはいるんだけど、やっぱり高揚した。これで目の前にお客さんがいたら、どれだけ盛り上がって楽しいんだろうと思った。