<武田鉄矢の昭和は輝いていた>実話を元にした名曲の背景を紐解く、小林幸子「歌の奥深さを再認識」

2020/12/10 13:41 配信

バラエティー

12月18日(金)放送「武田鉄矢の昭和は輝いていた」より (C)BSテレ東

12月18日(金)夜7時から、実際の出来事を元にした昭和の名曲を紹介する「武田鉄矢の昭和は輝いていた2時間スペシャル」(BSテレ東)が放送される。

作曲家・古関裕而が戦争犠牲者への鎮魂歌として作曲し、藤山一郎が歌いヒットした「長崎の鐘」を取り上げる。同曲は、長崎で自らも被爆しながら、被爆者への診療を続けた医学博士・永井隆の著書がモデルに。藤山が永井博士から贈られた一編の詩に曲をつけ、「長崎の鐘」の最後に加えて歌ったという貴重な映像を公開する。

また、戦後にフィリピン・モンテンルパの刑務所に戦犯として収監されていた元日本兵が、望郷の思いを込めた「あゝモンテンルパの夜は更けて」では、歌に隠された壮絶な物語に迫る。そして、歌手・渡辺はま子が刑務所を訪れ、受刑者らと涙ながらに歌う音源も。

さらに、ゲストの加藤登紀子小林幸子がそれぞれの代表曲「百万本のバラ」、「雪椿」のエピソードを語る他、美輪明宏が「ヨイトマケの唄」を熱唱する映像をフルコーラスで紹介。