――岡嶋にとって青瀬はどのような存在だと考えますか?
岡嶋にとって青瀬は、建築家として自分にはない才能を持っていて、嫉妬心とは少し違うのですが、才能に対してうらやましいと思う気持ちもあると思います。でも、それ以上に青瀬自身が気付いてない悪いところも岡嶋は知っていています。「お前鳥みたいだぞ」というせりふもそうですよね。本当に一言では言えない“近い存在”なのではないでしょうか。
――このドラマの重要な舞台であるY邸は、撮影のために実際に建てられたと聞きました。ご覧になって、またそのセットで演じてみていかがでしたでしょうか。
本当に驚きました。僕が住みたいなと思いました(笑)。デザインも素敵でしたし、ノースライトの光がとてもきれいで、「これ撮影終わったらどうするの?」と心配してしまったくらいです。
Y邸がこのドラマを象徴していると言いますか、Y邸を見ていただければ「あ、この家がこの話なんだな」と一目瞭然で分かります。そんな素晴らしいセットの中で演じたときは、本当に気持ちよかったです。全てにおいて俳優として満足できる作品に出合えたなと思いました。
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