賀来賢人「周瑜も男前担当ですから光栄です(笑)」<新解釈・三國志連載>

2020/12/13 08:00 配信

映画 インタビュー

映画「新解釈・三國志」(公開中)で、呉の国のイケメン武将・周瑜(しゅうゆ)を熱演する賀来賢人撮影=横山マサト

大ヒットとなった「今日から俺は!!」(2018、2019年)で福田雄一監督とタッグを組んだ賀来賢人が、福田監督の新作映画「新解釈・三國志」(公開中)では呉の国のイケメン武将・周瑜(しゅうゆ)を熱演。今回の現場について、そしてコメディーを演じることの難しさについて聞いた。

周瑜は真っすぐで、誰よりも熱意のある男

――ご自身が演じられた役について教えてください。

僕が演じた周瑜は、とにかく真っすぐで、誰よりも熱意のある男なので、福田監督とは「その空回り感が面白く出ればいいね」という話はしました。今回は自発的にボケるとか、そういう役ではなく、振り回される側の人間としてずっといた感じです。

――これはどのキャラクターでも言えることですが、「新解釈・三國志」で描かれる周瑜もこれまでのイメージを覆すものになっていますね。

これまでの「三國志」で描かれている周瑜は、容姿端麗のイメージ。なので、僕としてはそこに選んでいただけただけでもうれしいです(笑)。岩ちゃん(岩田剛典)が演じた趙雲もそうですけど、周瑜も一応、男前担当ですから。光栄です(笑)。

――「三國志」を描いたほかの作品を見たり、読んだりされたことはありますか?

福田監督から「映画『レッドクリフ』(2008年ほか)が一番分かりやすいから、見ておいて」と言われたので、撮影に入る前に見返しました。それを見ると、やっぱり周瑜がカッコイイんですよね。
ただ、今回の周瑜はそれとは別物なので、皆さんがどう感じるのかは分かりません(笑)。