“ノギャル”が農業に新風を起こす? 映画「ViVA! Kappe」は農業ラブコメ(=米)

2009/10/29 15:56 配信

映画 芸能一般

映画「ViVA! Kappe(ビバ! カッペ)」のスペシャルイベントに出席した斉藤えり菜、西尾舞生、サスライメイカー、伊藤友樹、芹沢那菜(左から)

農業にいそしむギャル=“ノギャル”からヒントを得て製作中の、来春公開予定の映画「ViVA! Kappe(ビバ! カッペ)」が24日、関係者向けのスペシャルイベントを都内で開催し、映画に出演する西尾舞生、伊藤友樹、芹沢那菜、斉藤えり菜が登場した。

同作は東京の“高い壁”を越えられず挫折した松坂花子(西尾)が、故郷の水戸に帰り、農業にいそしむうちに農業×ファッションなどの新しいフィールドを開拓していく青春ストーリー。

イベントでは、花子が農業をファッショナブルに演出するデザイナーとして東京で返り咲くという設定で、ファッションショーを披露。また、映画の主題歌「あのね」を担当したサスライメイカーが生ライブを行った。

主演の西尾は「明治エッセルスーパーカップ」CMへの出演が記憶に新しい。映画は初出演にして初主演で、「すべてが挑戦でした。特に、田んぼに顔からダイブするシーンは、目の前に大の苦手のカエルがいて、ひえーと思いなが耐えました!」と体当たりぶりを明かす。映画については、「新しい感覚の農業の映画。トラクターにデコレーションを施すなどファッションとコラボしているので、農業にちょっと古いイメージを持っている方や若い方にも見てほしい」とアピールした。

また、webザテレビジョンブログでもおなじみの芹沢は“築地系”から茨城へと飛躍。花子の友人役を演じ、芹沢は「なまりながら怒ったりする演技が大変でした。“田舎っぺ”丸出しのちょっと面白い役どころなので自分でも吹き出してしまいました」と撮影を振り返った。同じく友人役の斉藤は「花子の夢や考え方が大きく変わっていくところが見どころ。友人役として花子をもり立てていきたい」と語った。

花子と引かれ合う米農家の青年役を演じた伊藤は好きな農作物を聞かれ、「本作では“ラブコメディー”のコメを米に掛けてるというのと、日本人の基本ということで 好きな農作物はやっぱり米です!」と熱く語った。