2021年1月14日(木)にスタートする、遺留品にこだわる“風変わり刑事”を描く「遺留捜査」(毎週木曜夜8:00-8:54放送、テレビ朝日系)。2011年にシリーズが誕生して10周年、記念すべき節目を迎える同作の第6シーズンに、新たなメンバーが加入することが分かった。同作は、刑事・糸村聡(上川隆也)が、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁する姿を描く。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラが人気を博してきた。
2018年夏クール以来、連続ドラマとして約2年半ぶりに帰ってくる第6シーズンの舞台は、おなじみ、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特対”。先日、第6シーズン放送決定が情報解禁された際、主演の上川は「これまでどおり、本質は変わらない『遺留捜査』をお届けしつつも、実は今回は、“新たな風”が吹いてくるような気配をどこからか感じております…」と新メンバーが加入することをさらりと予告していた。
その言葉どおり、同作に新風を吹き込むのは、戸塚純貴演じる若手刑事・沖田悟。所轄署から京都府警本部に異動してきた沖田は、仕事を器用にこなすスマートな現代っ子だが、いかんせん実力以上に自己評価が高く、「これがジェネレーションギャップなのか！」と、神崎莉緒(栗山千明)、佐倉路花(戸田恵子)、雨宮宏(永井大)ら特対メンバーをあぜんとさせることもしばしば。
そんな現代っ子らしいひょうひょうとした沖田を、「私のおじさん〜WATAOJI〜」「ドクターX ～外科医・大門未知子～」(ともに2019年、テレビ朝日)など数々の話題作で変幻自在の演技を見せてきた戸塚が軽妙に演じる。
上川と戸塚は、かつて上川主演の連続ドラマ「エンジェル・ハート」(2015年、日本テレビ)で共演したことがあり、上川は当時、戸塚の振り切った演技に感服していたことを告白。
戸塚もまた、5年前の共演の際、上川がアドリブで緊張をほぐしてくれた気遣いを振り返り、「上川さんは、まさに“恩人”なんです。今回、成長した姿を上川さんに伝えられるようにこの役を演じなければと思っています」と先輩への“恩返し”を宣言。
「沖田自身は現代的な発想で自由な生き方を尊重している男。より多くのみなさんに楽しんでいただけるよう、いい意味で『遺留捜査』を壊していきたいです」と決意をみなぎらせている。
手を抜くわけではないものの、効率を重視したり、失敗しても悪びれなかったり、いちばんの若手なのにどこかエラそうな沖田は、これまで“特対”には、いなかったタイプ。しかし、そんな沖田にとっても糸村の自由すぎる行動は理解しがたいらしく、「糸村さんは何を調べているんですか？」「あなたも特対のメンバーですよね!?」と直球の質問で詰め寄ることも。
新メンバー・沖田悟は第6シーズン第2話(1月21日[木]放送)から登場する。
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