待望の実写化に期待が高まる「美女と野獣」のキャラクターポスターが解禁された。ベルバージョンではきらびやかなお城をバックに、美しくたたずむベル(エマ・ワトソン)の姿が。こちらに目を向け凛とした表情は、ベルの強さと優しさが表れている。一方、野獣バージョンは同じようなお城の背景だが、色を抑えた寒色系。野獣(ダン・スティーヴンス)の凍ってしまった心が表現されているようだ。うつむき加減で横を向いた野獣の姿は、ベルとは対照的に卑屈な気持ちと寂しさをイメージさせる。
かつて美しい王子だった野獣は、ある日魔女によって醜い姿に変えられてしまう。彼の呪いをとくカギは“真実の愛”を知ること。醜い自分には愛など得られないと城に閉じこもっていた野獣だったが、ベルに出会って変わっていく。また、ベルも野獣の本当の優しさに気付いていった。見かけにだまされず、目に見えない大切なものに気付けるベルは、野獣の閉ざされた心の扉を開いていく…。
ベルを演じるエマは「ベルを、物語に流されてしまうタイプではなく、自分の運命を自分でコントロールできるように描きたかった。先を見越して行動するような女性にしたかったの」とコメント。エマだから実現できた、リアルなベル像が楽しみだ。
そして、今回の実写版ではアニメーション版で描き切れなかった、ベルや野獣のバックグラウンドが初めて語られることに。ベルと野獣の心の絆がよりドラマチックに彩られるのとのこと。
ディズニーが贈る不朽の名作アニメーションの実写版「美女と野獣」は、4月21日(金)より全国公開予定。