石田彰がツンデレ彼氏に!? ドラマCD「ツンデレ彼氏」第2弾が発売

2009/10/29 15:56 配信

芸能一般

「ツンデレ好きの人には聴いていただきたい1枚」と語った石田彰(C)2009 Frontier Works・mee-Maker

ドラマCD「ツンデレ彼氏(ダーリン)」シリーズの第2弾、「『今すぐ召喚! ツンデレ彼氏(ダーリン)』やる気のない陰陽師編」が11月26日(木)に発売される。その“やる気のない陰陽師”を演じる石田彰からコメントが届いた。

「ツンデレ彼氏(ダーリン)」シリーズは、CDを聴いているあなた=主人公のために、召喚ロボット“ウサのしん”がツンデレのイケメン彼氏(ダーリン)を召喚。その彼氏と一緒に暮らす12カ月を、彼氏側のせりふのみで再現している。第1弾「―オレ様龍王編」では、森川智之が“オレ様”キャラな龍の神様を演じた。

今回、石田彰が演じた、やる気のない陰陽師・百目鬼清祥(どうめき・せいしょう)は、低血圧で面倒くさいことが苦手、見た目はセンシティブだが、中身は案外ずぶとい性格。“やればできる子”の典型なのだが、なかなかやる気にならないので、宝の持ち腐れ状態。主人公に呼び出された清祥は、広い屋敷でぐうたらできることには魅力を感じて居ついたが、屋敷が古過ぎる上、主人公の魔物召喚体質のせいで、いろいろな魑魅魍魎(ちみもうりょう)を退治する羽目になってしまう。体質的につかれやすい主人公に頼りにされたことで、普段はあるかないか分からない擁護欲がわく。

石田は「無事に終わってよかったなと思います。このCDの狙いであるところは、外さないようにやったつもりですので、ちゃんと形になっていたらいいなと思っています」と収録を終えた感想を語った。

聴きどころについては、「作品は主人公と1年過ごすという時間軸上にあるんですけど、最初は主人公に興味がなく、ただ自分の仕事をしているだけという感じでした。でも時間がたつに連れて、主人公をからかったりするまでに接近します。好きだから、からかっているのが見え隠れしたり、意識し過ぎてギクシャクしてしまったり、清祥と主人公の関係性が変わっていく経過が聴きどころかなと思います」とコメント。

続けて、「“やる気のない陰陽師”というタイトルがすべてだと思います。清祥は陰陽師として召喚されてきて、能力はあるらしいんですけど、やる気はまったくない。何かが起きたとき、仕方なくやっている感じですね。半年くらいかけて徐々に主人公にひかれていくことで、やる気も出てきた気がします」と自身が演じた清祥というキャラクターを説明した。

さらに、「やればできる子ですけど、本当にできる陰陽師だったら、その状況に陥らないだろうというツッコミはあると思います(笑)。そこが、やればできるという言葉でごまかしている怠け者の甘さかもしれませんね」と清祥の陰陽師としての能力も紹介。そして、「主人公に積極的にアプローチするというか、『何でそんなに変わるの?』くらいの甘い言葉を吐くシーンがあります。ほかにも『それってプレーボーイのやり方じゃない?』と言いたくなるようなシーンがあって、ツンデレのギャップが十分に出ていると思います」と、清祥の“デレ”部分についても語った。

また、「“ツンデレ”にもいろいろなタイプがありますが?」という取材陣に対して、「ツンデレってそんなにいろいろあるんですか? 知らなかった。『どうあるべきか?』と聞かれたら、僕はツンデレではないべきだと思います。僕はツンツンされたら嫌なので(笑)」と自身の見解も明かした。

最後に、「女性の、男性の好みにはいろんなタイプがあると思いますが、その中の1つとして清祥のようなタイプを待ち望んでいた方にはまさに『お待たせしました!』というCDです。ぜひツンデレ好きの人には聴いていただきたい1枚です。ツンデレ好きな人はもちろん、清祥のようなツンデレが自分の守備範囲ではないという方は今後このシリーズで続々と違ったキャラが出てくるので、ご期待ください」とファンにメッセージを送った。