――ここからは、俵山さんがものまねしているキャラクターをいくつかピックアップして、なぜそのキャラクターを思いついたのかなど、お話を伺えればと思います!まずは、「ド変態さん」というキャラクターが生まれたきっかけを教えていただけますでしょうか…?
あれは、めちゃめちゃ手を抜いたやつで、何も思いつかない状態でカメラを回して、適当に撮ったやつです。「これはどうしようもないから」と思って動画をアップしていなかったんですが、2週間たって「アップするものもないし上げてみるか」と思って上げてみたら、あのキャラクターが一番好きって言ってくださる方もいて(笑)。
――「ド変態さん」は、これまでの経験の中にいた方なのでしょうか?
お皿洗ったりだとか日常生活の面倒くさいことをやっている時に、「ああっっもうっ!もうっ!」(急に中性的なキャラクターを演じる俵山)みたいな感じで一人で言って、「面倒くさいな」っていう負の気持ちを楽しい気持ちにしてかき消してるんですけど、「ド変態さん」みたいな喋り方は、そういうふうに生活している中でちょくちょく出てくるキャラクーの延長です。
――「ド変態さん」は、いつも道行く誰かに話し掛けていますが、どういう人に話し掛けているのか、イメージがあるのでしょうか?
あれは、優しそうな人を見極めて話し掛けているんだと思います。そういう嗅覚利くと思うんですよね、あの人…。あと、意外とイヤホン付けて歩いている人を呼び止めていると思うんです。
イヤホン着けてる人って集中していて、周囲をそこまで気にしていなかったりするから、「話し掛けてくるな」オーラを出してないと思うんです。だから行きやすいのかなとか思ったりしますね。
――話し方も、育ちがよさそうな雰囲気を感じます。
そうなんですよね~。良い家庭で育ってずっと押さえられていたから、爆発してるんですよね(笑)。
――次に、マカロン伯爵やチーカップ伯爵など、ファンタジックなキャラクターはどのように思いついたのでしょうか?
メークが思いつかない時は、メークが好きな子に「適当にやって」って言って遊びでメークしてもらったりしてるんですけど、完成した顔を鏡で見たときに「こいつだったらこんなこと喋りそうだな」って思ってそこから服を着ていって…という感じですね。
――ディズニーアニメに出てきそうな雰囲気も感じます。
そうですね!ディズニーとか、ティム・バートン監督の作品とかが好きなんで、インスピレーションを受けていることもありますね。特にディズニーの悪役が好きなので、勝手にああやって出てくる感じですね。
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