九州放送(TVQ)で毎週土曜昼に放送されている「ぐっ!ジョブ」。12月19日(土)は、廃業危機に追い込まれた老舗店を復活に導いた挑戦者たちに迫る。
まずは、創業100年を超える福岡市南区「タケシゲ醤油」。業務用しょうゆや調味料を製造販売していたが、時代の変遷とともに赤字が続き厳しい経営状態が続いていた。そこで醤油造り素人だった2代目・住田友香子さんと夫の良幸さんが試行錯誤の末、和洋中どんな料理にも使える甘いタレ「博多ニワカそうす」を売り出したところ口コミで話題の商品に。この万能で時短調味料をさらなる大ヒットに導いた独自の方法に迫る。
続いて第1次世界大戦中、ドイツ人捕虜から教わった本場仕込みの味で、地元に愛されてきた「松尾ハム」だが、2017年に従業員の高齢化などから無念の廃業。しかし、「あの味を絶やしたくない」と元工場長の親族・林之寛さんが一念発起。ハム作りは全くの未経験者だが、秘伝の製法を受け継ぎ当時の味の再現に成功する。そして、オープン初日は往年のファンの長蛇の列ができるほどの大盛況。林さんは、次の100年を目指し、伝統の味を守り伝える。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)