岡田健史、そうそうたる俳優陣との芝居に「自分の存在感が薄いと感じました」<新解釈・三國志連載>

2020/12/19 08:00 配信

映画 インタビュー

【写真を見る】「心配とドキドキ感がありました」と言う岡田健史撮影=横山マサト

何も考えずに見ていただくのが一番


――それは完成した映画を見て感じたことですか?

そうですね。ただ、僕も試写を1回しか見ていないので、自分の粗探しばかりしてしまって、あまり細かい分析はできていないので、また見直したら新たな発見があるのかもしれません。
とはいえ、そのときの自分を受け止めるのも役者の仕事の一つだと思いますし、過去の失敗や悔しさを認めることができるのは、今の自分がそのときよりも成長している証でもあると思うので。それは役者にとって、とても大事なことだと思っています。

――最後に、いろいろと大変な今の時代にこの作品が公開されますね。

本当に何も考えずに見ていただくのが一番だと思います。この映画を撮っているときは、まさか世の中がこんな状況になるとは思ってもいなかったですし、そのために作ったものではないですので、僕たちはただ待つだけ。
それでも「楽しかった」「元気が出た」と言っていただけるのであれば、それはすごくうれしいです。

取材・文=馬場英美