賀来賢人、岡田健史に「本当にマジメだね(笑)」と感心<新解釈・三國志連載>

2020/12/20 08:00 配信

映画 インタビュー

【写真を見る】岡田健史「賀来賢人さんの『ジャスト、ナウ!』のところがすごかったです(笑)」撮影=横山マサト

岩ちゃんはいつもカッコよくて、ズルいですよね(笑)

――では、ご自身の役以外で演じてみたいと思うキャラクターはいますか?

岡田「キャラクターというよりも、皆さんの個性があって出来上がっている部分も多くあると思うので、選ぶのは難しいですね…」

――ちなみに趙雲役の岩田剛典さんは、賀来さんが演じられた周瑜を挙げられていました。

賀来「じゃあ、僕は岩ちゃんの趙雲をやりたい。だって、カッコイイもん! 岩ちゃんはいつもカッコよくて、ズルいですよね(笑)」

“鼻につく”自称イケメン将軍・趙雲(岩田剛典)(C)2020映画「新解釈・三國志」製作委員会

――でも、「新解釈―」で描かれる趙雲は「“鼻につく”自称イケメン将軍」ですよ。

賀来「イケメンと言われるなら、鼻につこうがどうであろうといいです(笑)。ただ、問題は岩ちゃん並みにダンスができるかどうかですよね」

岡田「僕は自分にできるかどうかは別にして、ムロツヨシさんが演じられた孔明に興味があります。この作品では劉備(大泉洋)が主役になっていますが、それを裏で操っているのが孔明だと思うので。
言語力がないとこの役は成立しないので、こういう役ができるようになれば、役者として一つのステップアップになると思います。なので、目標という意味でも、孔明のような役を演じられるようになりたいです」

岡田健史「ムロツヨシさんが演じられた孔明に興味があります」(C)2020映画「新解釈・三國志」製作委員会

賀来「あと、矢本(悠馬)ちゃんが演じた黄蓋もやりがいがありますよね。無理やりおじいちゃんという設定をぶち込まれていて、語尾が“〇〇じゃ”ならいいと思っている適当な感じも、かなりの力量がないとできないなと。これは矢本ちゃんにしかできないと思うので、それはうらやましくもあります」

取材・文=馬場英美