「M-1グランプリ2020」決勝が12月20日に開催され、マヂカルラブリーが第16代M-1王者に輝いた。
マヂカルラブリーは、野田クリスタル、村上からなる漫才コンビ。これまでに、「THE MANZAI」2011・2012認定漫才師、「キングオブコント2018」決勝進出、「キングオブコント」準決勝進出(2013年、2019年)の受賞歴があるが、M-1では2017年以来二度目の決勝進出だった。ファーストステージでは、649点を記録した。
優勝会見に登場した二人は、結果について「上沼(恵美子)さんが最後しれっとおいでやすこがに入れていた」と冗談を交えつつ、「2017年は松本(人志)さんの点数も実は低くて、でも今年はすごく笑ってくれている気がしたのでうれしかったです」と明かした。ただ、肝心の票は両者ともおいでやすこがに投票しており、「心残りではある」と悔しさも残る。
「これで終わりではない」「お笑い王になりたい」「史上初の三冠を取ります」と野田クリスタルが熱く語ると、「やるっていうなら一応付き合いますが…(笑)」と村上は控えめ。
村上が「ちょっと休んでもいいんじゃないかなと思いますけど」と呟くと、「俺は止まらねえ!」と会見でも息の合った様子をうかがわせた。
2019年を超え、5081組の過去最多エントリーとなった今回。激戦を勝ち抜き、オズワルド、ニューヨーク、おいでやすこが、マヂカルラブリー、東京ホテイソン、アキナ、錦鯉、ウエストランド、見取り図に加え、「敗者復活戦」を勝ち上がったインディアンスの合計10組が激突。
オール巨人、上沼恵美子、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らく、ナイツ・塙宣之、中川家・礼二、松本人志が審査員を務める中、決勝のファーストステージでは10組から得点上位3組のおいでやすこが、マヂカルラブリー、見取り図がファイナルステージに進出。マヂカルラブリーが16代目王者に輝いた。
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