バカリズム×井浦新「殺意の道程」がまさかの映画化！　ドラマとは一味違う“ジェットコースタームービー”に変貌？

バカリズムと井浦新がW主演を務めるWOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」(WOWOWプライム)が、ドラマ本編を再編集の上「劇場版 殺意の道程」として劇場公開されることが決定。併せて、同日より動画配信サービスにて配信されることも明らかになった。

本作は、「素敵な選TAXI」(2014年、フジテレビ系)や「住住」シリーズ(2017年～、日本テレビほか)、第36回向田邦子賞ほか数々の賞を受賞し映画化もされた「架空OL日記」(2017年、日本テレビ系)など、脚本家としても多彩な作品を手がけてきたバカリズムのオリジナル脚本をドラマ化。

父・貴樹(日野陽仁)を自殺により亡くした一馬(井浦新)と、彼のいとこ・満(バカリズム)が、貴樹を自殺に追い込んだ室岡(鶴見辰吾)への復讐に執念を燃やす様子を描きながらも、“完全犯罪”を成し遂げるための「どうでもいい部分」が緻密に描かれる物語の展開や、二人の真面目でピュアな姿が大きな話題となった。

そんな中、視聴者からの反響や、キャストやスタッフが撮影時から熱望していたことを受けて、ドラマ最終回の放送直後に再編集劇場版の製作が発表された。2021年2月5日(金)より、北は青森から南は宮崎まで全国17館の公開が決定した他、今後も順次公開を拡大していく予定だ。

さらに、同日より本作が動画配信サービスにて公開されることも決定。配信プラットフォームについては現時点では明らかになっていないものの、近くに上映館が無いという人も配信を通じて本作を楽しめそうだ。

劇場版の製作に際して、住田崇監督による新たな編集演出も加わり、ドラマとは一味違う“ジェットコースタームービー”として生まれ変わること必至。脚本家・バカリズムが紡ぐ独特の世界観の中、主演二人の絶妙な空気感がいかんなく発揮された「誰も見たことがない新たなる復讐劇」を堪能しよう。