──収録を終えた感想を教えてください。
楽しかったですね。歌にコンプレックスは持っているものの、チームの皆さんが楽しく指示を出してくださったり、すごく乗せてくれたりしたので、自分としても気分を上げながら歌えました。
ヨルシカさんの「盗作」は、僕もすごく好きな歌ですが、簡単に歌える曲ではないというか、難しいですし、思いもたくさん詰まっている曲なので、しっかりと歌おうという気持ちでやりました。
──CM楽曲、ヨルシカさんの「盗作」を聴いたときの印象を教えてください。
CMの撮影現場で監督が流していらっしゃって、初めて聴かせていただいたのですが、フレーズや曲調が耳に残って、残像が見えるような感じがして、そこからすごく気になって聴いていました。
──プライベートではよく歌いますか。
やっぱりこのコロナの状況でカラオケに行くことがまずなくなったので、ほとんど歌わないですね(笑)。仕事を(今回のように)いただいた時に、家でちょっと練習するくらいで。そう考えると、家で口ずさむことも減ってしまった気がします。
(撮影現場は)カラオケとは全然違うので、皆さんが見ている場で歌わなければいけないというプレッシャーはありましたが、(今回の現場は)それを感じさせない空気を作ってくださっていたので、すごく楽しかったです。
──どんなときに歌いますか。
車を運転している時とか、お風呂場とか、そういう時が多いです。誰かがいるときに歌うことがあまりないので。一人で狭い空間にいるときですかね。
── 最近した「人生の選択」は何ですか。
2020年は「頑張る」って決めました。具体的にこれをやるとか、目標を定めるとかではなくて、最後まで駆け抜けるというか、これから入る仕事も今ある仕事も含めて全力で駆け抜けると決めました。
──選択の基準は何ですか。
自分自身ですね。結局自分にとって、その選択はどうなのかというのを自問自答して、周りに意見を聞くことはあまりないかもしれないです。
ただ、この仕事をしていると、主観だけではだめだと感じていて、いろんな意見を聞いて視野を広げることや、自分が絶対に「ないな」と思うこともやってみることで広がることはあると思います。だからそのあたりはフラットに物事を考えて、選択しているつもりではいますね。
──2020年を振り返って一言で表現してください。またその理由を合わせて教えてください。
「考」って字かもしれないです。今年はコロナ禍で自粛期間もあって、自分自身で色んなことを考えたり、そうやって向き合う時間は(今まで)あんまりなかったと思うんですよ。
仕事に対して向き合ったり、いつも応援してくださるファンの方に向き合ったり、そういう時間を意図的ではなかったですが、自粛期間中に取れたことによって、いろいろと広がった部分があるし、今までやっていなかったことをやってみようというきっかけになりました。その過程でも「考える」ということをよくしていました。
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