──本作が通算25作目となりますが、節目を迎えたお気持ちを教えてください。
25作目ですか? いやぁ、こんなに続くとは思っていませんでした。第1弾の時点で、もうけっこういい歳だったものですからねぇ(笑)。
──シリーズ誕生から17年で25作。なかなか打ち立てられる記録ではないですが…?
うーん。確かにこんな歳で主演をやってる人、いませんからね(笑)。でも“やっている”というより“やらせていただいています”というのが正直なところで、シリーズが続いているのは視聴者のみなさんが支持してくださるからこそ。本当にありがたいことです。ロケ先で「鴨さーん!」なんて、視聴者の方に声をかけられるのもうれしいですね。
──劇中、“オンライン見合い”が登場しますが、伊東さんは“オンライン○○”を体験されたことはありますか?
“オンライン○○”なんて、私のいちばん苦手な世界ですね(笑)。スマホは持っていますけど、使っているのは通話とメールだけで、SNSなんて未知の世界。その便利な面を知らないものですから、「もったいない!」ってよく言われています。
──最新作の見どころを教えてください。
梶間(俊一)監督は法廷シーンが大好きで、どんどんのめり込んじゃって、とにかく撮影が細かくて…(笑)。私も監督に言われるがまま頑張りましたので、みなさんに「面白い!」と思ってもらえるとうれしいですね。
また、正名僕蔵さん演じる武井弁護士も大活躍しますが、これまで恋が全然実らなかった彼、本作ではどうなるんでしょうか(笑)。
そんな武井くんや田島令子さん演じる“横浜のおばさま”など、ちょっと変わった人ばかりが出てきますけど、少なくともこの作品、肩は凝らないと思います。
と言いますか、この作品で肩を凝らせちゃったら、視聴者の皆さんに悪いですからね(笑)。ミステリーではありますが、クリスマスイブ、気楽に放送を楽しんでいただけたらうれしいですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)