――原作がある方が難しいんですね。
最初は原作がある方がイメージも決まりやすくてやりやすいと思っていましたが、その逆でした。原作のイメージを壊さず、キャラもしっかり作られているので、失礼になるようには演じられない。でも二次元と三次元の違いはあるし…と悩ましいです。
「先生を消す方程式。」で演じた刀矢だったら、ある意味自由にできたんですよ。でも今回は僕が器になって原作のキャラを動かしていかなければいけないですから。
実写化を経験されている先輩に話を聞いたら「頑張って物まねをしてキャラクターになりきってみれば」とアドバイスをいただいて。物まねをして似せていくのもアリだなと思いました。これからじっくり役作りをしていきたいです。
――2021年の3月には20歳になりますが、10代を卒業する気持ちはいかがですか?
正直、なりたくないです(笑)。お酒を飲めたり世界が広がるのは楽しみですが、それ以上に大人になることへの責任が重くのしかかってきて…。
甘えられなくなってしまいますよね(笑)。自分にも厳しくなっていかなければならないので、それができるのかな?という不安もあります。どんな大人になっていくかまだ見えていないのでそこも不安のひとつかも…。
でも10年後の28歳になったらまた写真集を撮ってもらいたいなとは密かに思っています。その名も「架け橋2」(笑)。そのころには責任を持ったきちんとした大人になっていたいです。
――20歳になったらやりたいことを教えてください。
プライベートだと家族全員にご飯とお酒をごちそうしたいです。今、僕だけが未成年なのでお酒も混じえながらみんなと楽しみたいなと。
仕事の面では一つ一つの役と真剣に向き合っていきたいと思います。この人が演じてくれてよかったと思われるような俳優になりたいですね。俳優は役を通じていろんな人生を味わえるのですごく楽しいです。これからも楽しみながらお芝居をし続けたいです!
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