＜今際の国のアリス＞吉田美月喜「恐れずにもっとたくさんのことに挑戦していきたい」

世界190カ国で同時配信されているNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」。山崎賢人や土屋太鳳、村上虹郎といった豪華キャスト陣が集結して送る壮大なサバイバル・サスペンスに、今注目の若手女優・吉田美月喜も参戦。主人公のアリス（山崎）やウサギ（土屋）たちの運命を左右する女子高生・アサヒを熱演している。今作の撮影を経て吉田が感じ、学んだこととは？(※山崎の「崎」は正しくは「立さき」)

アサヒは「等身大の女子高生」

――演じているアサヒは、どんな人ですか？

普通の女子高生です。きっと私たちと同じように何でもない生活を送っている中で、急に“今際の国”に来てしまった女の子。演じる上でも等身大の女子高校生でいられるように意識しました。

――アサヒは今作のキーパーソンでもありますね。

そうですね。ネタバレ厳禁なので、どこまで言っていいのかがすごく難しいです（笑）。私にとって初めて原作がある役でもあったので、どう演じればいいのかという不安もありました。「1つ1つの表情をどう出したらいいんだろう」というのを考え過ぎていた部分もあったみたいで、佐藤（信介）監督が「普通にしてくれてていいよ」と言ってくださって、そこから “アサヒは普通の女の子なんだ。普通でいいんだ”と考えられるようになって、あの世界観にも自然と馴染むことができたと思っています。

――キャストの皆さんも、とても豪華です。

本当に尊敬する先輩方ばかりでした…！私はもう途中から正直、演じていたという感覚がなくなっていて。私自身がリアルにドキドキしたりワクワクしたりしてしまって、その感情を出しただけという状態になっていました。それぐらい皆さんの演技に引き込まれました。同時に自分の未熟な部分もすごく感じたので、改めてもっとがんばらないといけないなと思いました。