――まず、「全力!脱力タイムズ」初出演の感想をお聞かせください。
そうですねぇ…(しばし沈黙)…あ、すみません、今、本当に脱力しちゃってるんです(笑)。
――だいぶお疲れのようですね…。
はい(笑)。台本を見て覚えるという作業自体は普段からやっていますけど、今回はいつもより数段、難しく感じました。即興でアドリブにも対応しなきゃいけないし、話が四方八方に飛んでいくので、本番中はずっと耳がダンボでした(笑)。
――笑いをこらえるのにも、かなり苦労されていたようですが?
そうなんです!有田(哲平)さんも小澤(陽子)さんも、解説員の出口(保行)先生も岸(博幸)先生も、よく笑わないでいられるなと、不思議でしょうがなかったです(笑)。でも、僕も噴き出しそうになったときは、皆さんのまじめな表情を見て、「みんな全然笑ってないんだから、俺もがまんしなきゃダメだ!」と、自分に言い聞かせながら頑張りました。この経験は、役者として今後の強みになるんじゃないかなと思います(笑)。
――番組はよくご覧になっているそうですが、収録に参加してみて気付いたことはありましたか?
出演者もスタッフも、皆さん本当に“全力”なんだなと(笑)。「この番組、すごい!」と、改めて思いました。特にゲストの芸人さんは、どれだけ対応できるのか、腕試しをされているようなものだと思うんです。そして、その一方では有田さんが常に冷静にニュースキャスターという立ち位置を守っているという、そのギャップもすごいです。でも、それだけに僕としては、有田さんと陣内さんに挟まれているのが正直つらくて(笑)。途中から、「立ち位置変えてくれないかな」と、ずっと思っていました。
――陣内さんの印象は?
とにかく優しい方です!以前、バラエティー番組でご一緒したとき、陣内さんが気さくに話し掛けてきてくださったおかげで、緊張がほぐれたという思い出があって。僕はバラエティーがけっこう苦手なので、すごくありがたかったです。今回、そんな優しい陣内さんにキレてしまったので、いつかちゃんと謝らなきゃいけないなと思っています(笑)。
――では最後に、視聴者へメッセージをお願いします。
12月25日の夜、この番組を見ていただいたら、いろんな意味で忘れられないクリスマスが過ごせるんじゃないかと思います(笑)。視聴者の皆さんもぜひ、“全力”で楽しんでいただけたらうれしいです!
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