「テンダーシング-ロミオとジュリエット-より」が、2021年2月24日(水)~28(日)に東京・東演パラータで上演されることが決定。演出を務める荒井遼が、公演日決定への思いを明かした。
公演日未定公演として、2020年8月に発表され、Twitterなどで稽古の様子を発信してきた同作。
シェイクスピア「ロミオとジュリエット」のせりふを抜粋し、ソネット詩などの言葉も加え、大胆に再構築。“ロミオとジュリエット”という名前の老父婦を描く、全く新しいラブ・ストーリーとなっている。
夫婦として共に生きる2人。年齢を重ねても変わらぬ愛の輝き中で、原作とは異なる“別れ”に対峙(たいじ)する。
脚本は、NTLiveで日本公開もされた「リーマン・トリロージー」で評判のベン・パワー。独創的な発想と手腕により、切なく美しい2人芝居が誕生。2009年にイギリスの名門、ロイヤル・シェクスピア・カンパニーによって初演された際に絶賛され、その後世界各地で上演されている。
今回の日本初演に当たり、シェイクスピア劇の全訳が完結間近の松岡和子が、荒井と共に既存訳を改変、調整。
キャストには、数多くのミュージカルで圧倒的な存在感を放つ土居裕子と、映画やドラマ、舞台において確かな演技力で高い評価を得ている大森博史という、最高の組み合わせが実現した。
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