夏に「公演日未定」と書いたチラシを作りました。そしてゆったり、のんびりと稽古をしました。本当に大切なものは何なのか。時間の制約を受けずに作品は練られていきました。
この作品は、「ロミオとジュリエット」のせりふをシャッフルして出来上がっています。ぺストの蔓延により、劇場封鎖の危機にさらされながら上演されていた作品のリニューアルバージョンを、今上演することに運命的なものを感じています。
ベン・パワーによる愛情についての物語を、キャストのお2人が豊かに演じてくださっています。苦難に対峙したときも、シェイクスピアの言葉は僕らの背中を押してくれるようです。今だからこそ、劇場で輝く作品になると確信しています。
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