――以前もリアルタイムで見ることで感度も変わってくるとおっしゃっていましたが、タイミングにも意味があるのでしょうか。
高齢化社会上で30代や40代が中心となってきていますが、この先は40や50代が中心となってくると思います。その世代がレールの上に従っていくだけの教育を受けてきたからこそ、レールから外れた行動を怖がってできないんです。その中でリアルに体感していくことを逃げて、全て言い訳に変えるんです。
その結果、人間同士のコミュニケーションも後回しにし、家族や社会の中で孤立しているでしょっていう。子供がSOSを出している中で、親が後回しにして気付いてないでしょう。それは、家族や日本においても同じことです。
今は、見逃し配信とか新しいサービスもありますから、自分の時間をコントロールしてもいいと思います。でも、この番組は年に3、4回です。それくらいみんなで一緒に体感するのは面白いと思います。
だから、オンエアの時はSNSでも拡散されてワッとにぎわいます。ありがたいことに、みんなが瞬間を体感して、テレビを楽しむ国民的コンテンツになっています。瞬間を共に体感するからこそ、新しい未来を考えられるようになるのではないでしょうか。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)