――お二人は、この番組の収録前に大宮の劇場に出てこられたということですが、お客さんの反応はいかがでしたか?
村上:満席なんてまれな劇場なんですけど、4ステージ全部満席になってくれていて、ステージに出て行ったときの拍手が長かったりとか、本当にうれしかったですね。
野田:小恥ずかしくもありましたね。「マヂカルラブリー優勝おめでとう」ってのぼりが、(劇場が入っている)大宮ラクーンに10本以上あって。
村上:劇場と関係ない、あのビルの人がやってくれてるからね(笑)。
野田:劇場にあるなら分かるんですけど、ラクーンの1階にもあるんですよ。知ったこっちゃないですよ、普通の人は。ブックオフ行こうとしてる人には関係ないですからね(笑)。
村上:「このビル育ちなの?」とか思っちゃうよね。「大宮出身なのかな?」って勘違いしちゃうと思います。
野田:でも、はしゃいでくれるというか、うれしいっすね。「帰ってきた!」って感じはしましたね。
――“大宮セブン”が徐々に上がってきている中で、お二人がM-1で優勝となりましたが、「引っ張っていくぞ!」とか「もっと大きな集団にしていくぞ!」という気持ちはありますか?
村上:おのおのでみんな頑張ると思うので、特に“大宮セブン”という団体でいこうって感じもみんなないと思うんですけどね。おのおのがネタをちゃんと作って、(劇場は)鍛える場所なので。でも、“大宮セブン”という枠組みでテレビとかに出られたら本当に楽しいとは思うんですけど、おのおの頑張っているなって感じですよね。
野田:でも、「大宮の劇場が潰れるんじゃないか」ってうわさが流れたこともあったくらいなので。これで延命したらしいっすよ。
村上:本当? よかった。いや、本当にね、とある心ない社員に「大宮潰しますよ?」って言われてた劇場ですからね。
野田:「何でだよ!」って。
村上:「仲間じゃねーのかよ」って。
野田:「潰してやりますよ」って劇場に言う言葉じゃないから。他の芸人のライバル関係とかだったらまだ分かるけど。社員が劇場に言う言葉じゃない。
村上:何でだよって思いましたけど、その言った方もちょっとは見直してくれたんじゃないかな。
野田:あと劇場の設備を良くしていきたいですね。
――賞金を使って。
野田:“優勝募金”とかしてもいいかもしれないですね。みんなが賞レースとかで結果を残しだしたら、ちょっとお金を集めて便利なものを置いてもよさそうですよね。
――壁が薄いっていうのは聞きますね。
村上:壁も薄いし、あと今日のステージ、僕らが最後の出番で普通だったら「どうもありがとうございました」って言ったら音が流れて幕が閉まるんですけど、音が流れてなかったですからね。音響卓買い替えなきゃいけないかもしれないですよ。音響さんからバツ印出てましたもん(笑)。
野田:「鳴りません!」って(笑)。
村上:「もう無理です!」みたいな。いや、どういうこと!?(笑) でも、大宮らしくてすごいよかったですね。
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