俳優、歌手、ナレーターで、2021年にデビュー10周年を迎える上白石萌音が、それを記念として、初めての著書をNHK出版から2021年9月に刊行することが決定した。
全編書き下ろしのエッセイとなる本作は、上白石の活字と本への愛情や、人柄があふれる文章ばかりで、これまで自身のブログやSNS、メディアでの取材などでは明かされることのなかった気持ちや、思い出深い出来事、家族や友人などへの思いを、22歳の等身大に、まっすぐにつづっている。
エッセイに加えて、上白石が撮影した景色や人物のスナップ、故郷の鹿児島での家族との対話や、思い出の場所をめぐる様子を伝える小旅行レポートなど、本人の人となりが伝わるページが、多彩な文章と全点初公開の写真によって、あらゆる角度から「上白石萌音が、ありのままの“上白石萌音”を表現」し、描き出されている。
過去を振り返りながら、現在の足もとを見つめ直し、そして未来の自分へ思いをはせるように、何気なくて、あたたかな数々の“記憶”を、あざやかな“叙述”として編み上げる処女作で、いまの上白石を知ることができる一冊となっている。
私の活字、文章への愛を、たくさんつめられるような本になればいいなと思いながら、ただいまエッセイを、絶賛、書き下ろし中です。私の故郷・鹿児島を訪ねて家族と話したり、思い出の場所をめぐったりといったページも掲載予定なので、楽しみにお待ちいただけるとうれしいです。
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