斬新かつ面白い企画で、現場にたくさんの唐揚げがあって、唐揚げ大好きな私にとっては、ずっといい匂いに囲まれて幸せでした(笑)。ヒロイン役だったので「私はすてきな女性なんだ」と暗示をかけて挑みました。そのおかげでいつもより背筋がスッと伸びました。きっと作品を見た後に唐揚げが食べたくなると思うので、自分の好きな唐揚げを思いっきり堪能して幸せな気持ちになってほしいです。
唐揚げが大好きな私にとって、とてもうれしいお話でした。今回は差し入れていただいた唐揚げを食べながら作曲しました。そして食べ物の偉大さを感じながら作りました。命の重み。平和になったぜー!みたいな雰囲気の曲を目指して作りました。これ、唐揚げパーティーするときに流したり、パーっとしたいときに気分をアゲるのにおすすめの曲です! 私はずっと大切にしてきた「アゲ超えて囲碁」という言葉を温めてきたのですが、ついに使いました。この言葉を唐揚げの曲に差しあげます。
2020年、「からあげ禁止法」が施行された日本。唐揚げは中毒性が高く、薬物と同類とされ、安全な日常と健やかな社会を目指すという名目のもと、「1) からあげを油で揚げる」ことも「2) 誰かにあげる」ことも「3) 話題に挙げる」ことも禁止された、「“3 あげ”禁止」のお触れが出された。それでも唐揚げを愛する人々は、からあげ禁止法違反で挙げられていった。
日常の幸せを奪われ、暗雲たちこめる日本。実家が唐揚げ屋を営んでいた主人公・アゲヒコ(久獅)は、謎の男に導かれ、厳重な入口の店に潜入する。そこは唐揚げ好きが集う、闇唐揚げ酒場。店内には唐揚げとハイボールを楽しむ人々、中央には巨大唐揚げタワー。女店主である美衣(大場美奈)と対面するアゲヒコ、彼女から「唐揚げ、好き?」と言われて差し出された、熱々の唐揚げを食べ、唐揚げについて熱く語り合う。
しかし、突然ドアが開かれ、からあげ取締部の部長・油無涼子と取り巻きの部下たちが大挙して押し寄せる。油無の「動くな! からあげ禁止法違反で全員挙げるぞ」という怒声の元、店内の人々に手錠をかけて、挙げていく取締官たち。絶対絶命のピンチの中、アゲヒコが取った行動は…。
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