YouTubeのチャンネル登録者数が合計440万人を超え、各SNS等と合わせた登録者数が合計1000万人を突破し、バーチャルアーティストとしても幅広く活躍するKizuna AI(キズナアイ)が、1月23日にオンラインによる2年ぶりのワンマンライブ「Kizuna AI 2nd Live “hello, world 2020”」を開催した。
本公演はKizuna AI株式会社が培ってきたxRの技術と、サイバーエージェントグループの「バーチャル撮影システム」や「LED STUDIO™」などの最先端のクリエイティブ機材や設備を用いた共同制作となっており、リアル=人間やステージと、バーチャル=キズナアイが見事に融解するライブ演出で、圧巻のxRライブを作り上げた。
アンコールを含む全21曲を披露したが、中でも視聴者に注目されたのがゲストアーティストの存在。今回ゲストアーティストとして、DE DE MOUSE、TeddyLoid、花譜、バーチャル中田ヤスタカが出演し、新感覚なxRの演出とのコラボがSNSを大いに盛り上げた。
豪華コンテンツにも関わらず無料で行われたこのオンラインライブは、YouTube、U-NEXT、bilibili、TikTok、Oculus Venuesで同時に配信され、合わせて推定10万人以上が視聴。YouTube、bilibili、U-NEXTでは1月26日までアーカイブ公開がされる。
さらに、ライブの中で、Kizuna AIがハリウッドの4大エージェンシーのひとつ・UTA(United Talent Agency)とパートナーシップを結ぶことが発表された。2021年3月からVirtual U.S. Tourを行う予定であることや、アメリカでブレイク中のZ世代歌姫アライナ・カスティーロと2021年春に向けコラボ楽曲を制作中であることを公表。アーティストKizuna AIとして北米進出を加速させる。
ライブを終えたKizuna AIは、次のようにコメントした。
「とにかく、やりきれた。最高ありがとう!が1番に出てきます。それは、観てくれた全ての方、キズナーさんへ、そしてサポートしてくれたスタッフさんへもです。
それくらい先進的なLIVEでした!
リアルとバーチャルが融解したようなLIVEがしたいんですという私のわがままを形にしてくださった関係者の皆さん、そして LIVEに込められた想いや世界観を受け取ってくれたみんな!
本当にありがとう! 私の2020年がようやく終わりました! あけましておめでとう!」
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