イ・ジュンギが過去を隠して生きる連続殺人犯を熱演「避けていた恋愛ドラマを久しぶりにやった気がする」

2020/12/29 12:00 配信

ドラマ

【写真を見る】横顔もクールでカッコイイ!撮影=Kim Daun(STUDIO DAUN)

家庭を築くなら、子育てや食事、掃除など喜んですると思う


――日本ではイクメン(育児に協力的な良き旦那さん)という言葉があるのですが、まさに本作では家事や子育てをこなす家庭的なシーンがありました。とても自然に、そして完璧に演じていらっしゃったのでお聞きしますが、もともと家事はお好きなんですか?何か好きな(得意な)家事はありますか?

そうですね、なんせ一人暮らしが長くて、19歳で家を出たので(笑)。何事にも興味があって、今は兄弟と一緒に住んでいるので、家事は兄弟がよくしてくれています。

今は以前よりもしていないですが、昔は、特に料理なんかは一人で作って食べることが好きでしたし、軍隊でも有名だったのですが、掃除はかなり綺麗にしていた記憶があります。たぶん家庭を築くなら、子育てや食事、掃除など喜んですると思います。

人生と歩くことはよく似ている


――いまだに世界中で思うように外出できず、おうち時間が増えている人も多いと思います。このような時期だからこそ、イ・ジュンギさんが新たに始めたことなどはありますか?

前に僕が新しく初めてからもう2年以上たつのですが、ブラジリアン柔術を地道にやっていたんです。けれど、新型コロナウイルスによって、それも止まりましたね。いろいろと気を付けなければいけないときなので、 もともと撮影中は運動をコツコツしていく方なのですが、2020年は撮影にだけ集中するしかなかったです。万が一でも主演俳優として迷惑をかけてはいけないので。

それで2020年は趣味を失ったというよりはしばらく止めたというか…。その代わり、歩くようになったと思います。こうやって体を鍛えないままでは、何かをするとき、疲れが出るのではないかとすごく心配になったんです。なので僕はブラジリアン柔術をする前は、歩くことが好きだったのですが、また散歩を始めました。

感染予防対策ガイドラインをじゅん守し厚いマスクをつけて漢江(ハンガン)をまた歩き始めたのですが、久しぶりに散歩をしてみたら、なんだか目新しくて。以前通った長いコースを歩きながら、単純に運動が目的ではなく、歌を聞きながら、何も考えず歌に合わせて楽しんだり、いろいろなことを考えたり、本当に無念無想でぼんやり歩いてみたり、そういったことがリフレッシュにつながるんですよね。

人生と歩くことってよく似ていると思うのですが、歩くたびに自分の人生も振り返ってみるような感じがしますし、そういうのがいいと思います。あらゆることにおいて、僕だけでなく、たくさんの方々が制約のある日々を生きていますが、どうか乗り越えて、僕のようにこうやって素朴に一つ一つやってみることが健康のためにも、精神面においても、良いのではないかとお勧めします。