アイドルグループ・キミノマワリ。がライブ「入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」を12月30日に東京・SELENE b2で開催した。
2018年11月2日のライブでデビューしたキミノマワリ。は、現在は山本章加、小椋あい彩、桜木美久、入榮透生、柊よりの5人で活動。この日の公演は、卒業する入榮、柊、山本の3人によるプロデュースで開催された。
キミノマワリ。の新メンバーはすでに発表されており、1月3日(日)から新体制での活動を開始する。
ライブはデビューライブでも披露した「12月32日」でスタート。3曲を歌い上げステージが明転すると、すでに泣きじゃくる小椋の姿が。これに入榮が「もう(ライブ)終盤の顔(笑)」とツッコみ、山本も「花が真っ赤になってる」と笑う。
入榮は「まだ言わないでおこうか…」と「卒業」というワードは出さず、「年末なのにありがとうございます」とファンに感謝を伝え、なんとか明るく進めようとするが、柊の目にも涙。しんみりとしたムードをかき消すように4曲目へ。
「カタルシス」「プリズム」「まっさら」「soar」と、自分たちの思い出の振り返るように、発売順にパフォーマンスしていく。
さらに、3曲を披露し、本編最後の曲は1曲目の「12月32日」と同様、デビューライブでパフォーマンスした「君の隣」。メンバーがステージを降りると、デビュー前の稽古から節目のライブなど、グループの活動を振り返る映像が流された。
新型コロナウイルス感染防止のため声を出すことができないファンが、アンコールを求める手拍子を送る中、Tシャツに着替えたメンバーたちが再びステージへ上がり、「ナヤメルオモイ」を熱唱。
グループの振り返り動画を作った柊は「恥ずかしかった。これがういういしいってことだなって思った」とデビュー前の自分たちの姿を見た感想を語ると、入榮は「恥ずかしいって思えることが、成長したってこと」とフォローする。
また、小椋が「透生ちゃんが好きって言ってくれたから、ツインテールにした」とこの日の自身の髪形について触れ、入榮は「最後まで媚びていくスタイル」と爆笑した。
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