その後、入榮、柊、山本が卒業のあいさつ。
柊は「(卒業した白崎)ゆなちゃん、(斎木)まことちゃんも含めて、おかしな人たちだったなって思います。悪口ではなく褒め言葉です。この変な人たちと一緒にいるのが好きでした。卒業する実感が今も湧いてないです。ですが、この人たちと会えなくなると思うと、寂しくて寂しくて寂しくてしょうがないです。もう一緒にライブはできないんだね。一緒にするライブが好きでした。卒業しても遊んでください」とメンバーへ思いを告白。
「そして、ファンの皆さん。ボクがこの人生でアイドルになりたいと思ったのは5歳の時でした。アイドル以外にやりたいことは一つもなくて、アイドルじゃない自分がコンプレックスで、流れに身を任せて生きてきました。今は自称ではなくてアイドルになれたと思っています。ファンの皆さんが見つけてくれて、応援してくれて、好きになってくれて、ボクはアイドルになることができました」とファンに感謝を伝えた。
また、入榮は「何もできなかった自分を本当のアイドルにしてくれたのは、今見てくれているみんながいたからだと思っています。自分一人じゃ何もできないし、ここにも立ててないと思う。ありがとうございます」と感謝。
「今は卒業しちゃった二人も含めて、この7人でいれたから今ここに立てているし、最初は人見知りで、みんなコミュ障で、打ち解けられるか心配だったんですけど、本当に今は…仲が良いよね?(笑) このメンバーで立てることが幸せでした。実感がないというか、明日もまた同じメンバーと、今いるみんなとライブができるんじゃないかって思ってしまうですけど、卒業するって決めたのは自分なので、これからも前を向いて歩いていくので、キミノマワリ。と入榮透生をどうか見守っていてください」と、今の心境を吐露。
「美久ちゃんとあい彩は私たち卒業するメンバーと、卒業しちゃって今いないメンバーの分も、キミノマワリ。の音楽を守っていってほしいなと思っています」と、活動を続ける二人にエールを送った。
そして、山本は「7人で始まったキミノマワリ。でメンバーに恵まれていて、みんな優しくて面白くて、どこか性格が似ていて、私が勝手になくてはならない存在だと思って。こんなに大好きなグループで、一生続けようと思っていたところから消えてしまうこと、こんなにも毎日一緒にいたこの人たちとバラバラになるのが不思議だし、なりたくなかった」と、現在の本音を語る。
「歌も踊りもゼロからのスタートで、何も分からなくて、自分らしさとか得意なこととか必死に2年間探し続けて、少しだけ(ゼロから)イチに近づけたのかなって思います。それに2年間活動して応援してくれる人がすごく増えました。初期の頃は本当に0人の時もあったし、自分が愛知から通っていた時とかは、自分がいなくてもみんな困らないだろうし、いない方がいいと思っていた時もあって。でも、続けていればいつかは応援してくれる人がたくさん見つけてくれるかなと思って、2年間頑張りました」と、悩んでいたことを告白。
「こんなにも応援してくれる人がたくさん増えて、2年間無駄なことなんてなかったんだなって思います。みんなの表情、思いを一秒でも長く受け取りたかったのでここまで続けていられました。キミにとって前向きじゃないかもしれないし、受け入れられないことかもしれないけど、キミたちに支えられて、キミたちがいたから、今こうして前向きな卒業をすることができます。キミたちに出会えて良かったです。アイドルにしてくれて本当にありがとうございます」と感謝した。
山本が悩んでいたことを知った柊は「いない方がいいなんて思ってたの? そんなことないよ~」と号泣する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)