キミノマワリ。涙と笑顔で3人が卒業「見つけてくれてありがとう」

2020/12/31 07:05 配信

アイドル

「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より

ダブルアンコールで幕


続いて、桜木、小椋からの言葉だが、桜木は「しゃべれません…、しゃべれません…」と涙が止まらず。

すると小椋が「しゃべれる!」と語り始めるが、「でも、何をしゃべっていいか分からない。私たちは最近、新メンバーと新体制のお披露目に向けてレッスンしていて、そのレッスン中にみんなが残っていたらここを歌っていたんだろうなぁとか、踊っていたんだろうなとか、すごく考えちゃって。これからの活動も頑張っていかないといけないんだけど、もうみんながいないんだというのを感じちゃって、集中できないときもある」と複雑な心境を明かす。

続けて「LINEとかみんな淡白だし、女の子ってもっと『大好き』とか『今日楽しかった』とか送るものだと思うから、全然なくて。女の子は『かわいい、かわいい、だいすきー』って。何も言わないじゃん、みんな」と突然の暴露。

「いつもみんなに助けられて活動できていて、(これからが)不安しかないし、やめないでほしいし、卒業を2年くらい延期していいよって思ってたし。でも、みんなもいろいろ考えて悩んでいたのも知ってるから、みんなのこれからもずっと応援してます。だいちゅきだよー」と言葉を送った。

そして、桜木は「この日が来るのは1カ月より前から分かっていたけど、ずっと実感がなくて、みんなでライブができないんだって思うと悲しくて、本当にみんなのこと大好きなのに…。2年以上、大変こともあったし、つらいことも楽しいこともうれしいことも、一緒に過ごすことができて、すごい幸せだったし、本当に大好きしか出ない。いつもありがとうございました」と、3人に感謝を伝えた。

アンコールも残り2曲。しかし、小椋は「やったらみんないなくなっちゃうし、やらなくていいよー。でも、時間押したら会場大変だから…やるぅ!」と自らに活を入れるが、涙が止まらない。

入榮が「(次は)彼女が泣いていたら始められない曲だから…」と苦笑。全員で小椋を慰め、ようやく歌唱へ。

全国流通盤1stシングル収録曲である「ヒマワリ」「ほうき星」を歌い上げた。

アンコールを終えてもファンの手拍子は止まず、ダブルアンコールへ。5人で歌う最後の曲は「取り返しがつかない私たち」。5人は涙を流しながらも笑顔で全力パフォーマンス。入榮、柊、山本はファンに別れを告げた。