内田理央、福士蒼汰の明治版シャーロックホームズに「何から何までカッコいい」

2021/01/08 18:30 配信

ドラマ

「明治開化 新十郎探偵帖」に出演中の福士蒼汰と内田理央撮影:池田花梨


作家・坂口安吾の原作をドラマ化した時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」(毎週金曜夜8:00-8:45、NHK BSプレミアム)。


文明開化に沸く東京を舞台に起きる奇妙な事件を追うサスペンス時代劇。明治版シャーロックホームズ・結城新十郎に福士蒼汰、新十郎に惚れる大政商の娘・梨江に内田理央が扮する。


福士:明治時代にシャーロックホームズがいたら?という物語ですが、ミステリーの面白さはもちろん、勝海舟や西郷隆盛といった歴史上の人物が登場するのも魅力的。歴史好きの方も楽しめる作品になっています

内田:活気のあふれた時代の影にある闇の部分や、そこに落ちてしまった事件や犯罪が描かれているのが面白いと思いました。時代は違えど現代に通じるものがあるんじゃないかな。きっと共感できると思います


明治時代を忠実に再現したセットや衣装が印象的な本作。


福士:明治時代は本当にいろいろなことが和洋折衷なんです。衣装にしても、フォーマルなスーツを着ている役人もいれば、和装の町人もいたりとさまざま。僕は、和装と洋装のミックスは相性がいいと思っていて…。
新十郎はスーツにハットと洋装なのですが、羽織も着ているので、その組み合わせがすごくかっこいいなと感じました。ちなみに、新十郎はレザーのベストを着ているんですが、これは僕のアイデア。ビジュアルを美しくしたくて、提案してみたところ、取り入れてくださいました


内田:そうなんですね。似合っていました! 梨江さんは“はいからさん”という感じで、袴にブラウスとブーツ。この時代の最先端の女性が着ていた服をイメージしています。完全に袴じゃないのがポイントかな。梨江はお金持ちだから、一番新しいものを手に入れられるんですよ


福士:第1話ではビーナスのようなドレスも着られていましたね


内田:あれは恥ずかしかった。あと当時の洋装の女性は、傘やバッグを持つときにレースの手袋をしていたんですが、その所作的なものも難しかったです。常に指先からエレガントでないといけないので集中しました