また、元春がタイムスリップをして学生時代に戻るシーンでは、大倉が大学生を、広瀬が高校生を演じており、実年齢よりもかなり年下の設定になるが、二人とも全く違和感がないことに仰天。広瀬のかわいすぎる制服姿は必見である。
そして、澪の天真爛漫な高校時代と、母となり元春に恐れられている現在のギャップがまたすごい。とても同一人物が演じているとは思えないほどの別人を広瀬が見事に演じ分けている。
加えて、松下洸平、川栄李奈、瀧本美織ら実力派が脇を固めていることで、ストーリーに厚みが出ており、ドラマの世界に一瞬にして引き込まれる。
そして、終盤の良いタイミングで流れる関ジャニ∞の主題歌「キミトミタイセカイ」が本作に抜群にマッチしており、ドラマの世界に寄り添って作品を盛り上げていて、私の心に追い打ちをかけるように突き刺さった。
思わず「自分だったらどうするのだろう?」と考えながら見てしまい、このドラマが自分にとっての大切なものは何なのか、いま一度見つめ直すきっかけにもなった。
丁寧な描写と大倉、広瀬らの確かな演技力で期待以上の満足感が得られる「知ってるワイフ」の世界観をぜひ味わってほしい!
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