――仙夏は江戸から東京にタイムスリップしますが、もし岡田さんがタイムスリップをして今と違う時代に行くとしたら、どの時代に行きたいですか?
やっぱり今は人肌恋しいので、人に合法的に触れられる3歳とか2歳のころにタイムスリップしたいです。うらやましいな~って思いますね(笑)。
あと、逆に生まれる前の母や父を見てみたいです。これは仙夏のことを考えて感じたことなんですけど、吉原に売られた仙夏は、両親に対してどういう気持ちを抱いていたんだろうって。なので、自分も両親に対してどういう思いを抱くのか気になります。だから両親が出会う前とか、特に母が私を生む前までの瞬間を見てみたいです。
――2021年に力を入れたいことはありますか?
やっぱり美ボディーですね(笑)。仙夏の衣装を着て、見えないところまで美しくすることが大事なんだなって思って。見た目だけで言うと、見えないところもきれいにする、外見を整えたいっていうのはすごくあります。
仕事や内面的なことでいえば、役を演じるときに、私は自分の感情や思い出、感覚とかを取り出して、役と仲良くなって演じるっていうふうにしているんですけど。その時に、この感覚知らないから演じられないな…って思ったことが結構あって。
それが自分の中で悔しかったので、2021年は、いろいろな人や物に出会ったり、自然に触れたりと内面が濃く、豊かになるような経験をしたいです。
――最後に、作品の見どころを教えてください。
仙夏の人生を見てほしいです。令和という現代に暮らす人々に、江戸の生き方を押し付けるわけではなく、アドバイスして背中を押してあげるようなシーンが作品の節々にあるので。
今、仕事を悩みなしでやっている人って多分ほとんどいないと思うんですよ。だから、そういう方や、これから私どうしよう、って悩んでいる方に見ていただきたいです。
コメディー要素もあるので、あんまり重く考えずに笑いながら、かつ仙夏の生き方を目や耳、心で追ってほしいなって思います!
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