神木隆之介、猫語であざとくおねだりも「おじさまと猫」でふくまるに命吹き込む

――実写ドラマならではの良さは？

ふくまるの心の中を表現するには本当の猫だったら、できないこともあると考えます。ドラマではパペットですが、動きにリアリティがありますし、表情も変化します。某子供番組でパペットを動かしている方が担当されているそうで、僕もその番組を見ていたのですごく驚きました。

プロの方が、感情にリンクしている動きをしてくださっているので、動物の気持ちがすごく分かりやすくなっているのと同時に、どこかしら夢のある感じになっています。

――注目してほしいシーンを教えてください。

パパさんの家で初めて「カリカリ(ごはん)」を食べる場面です。「すごいおいしい！」って喜ぶんですけど、いつも食べていた「カリカリ」だってことを知っているんですよ。味じゃなくて、パパさんの愛情にうれしさを感じて最高においしいって思う。

さらにそのあとに「もっと食べたい」ってねだるのが、ほどよくあざとくて好きです。かわいらしいシーンになっているので、ぜひ見てもらいたいですね。ちょっと甘い声出しているんで(笑)。