「とくダネ!」が3月26日をもって22年間の歴史に幕 小倉智昭『貴重な財産となりました』

2021/01/13 05:00 配信

芸能一般

3月26日(金)の放送で週終了することが決定した「情報プレゼンター とくダネ!」(C)フジテレビ

小倉智昭のコメント


マイク生活50年のうち、「とくダネ!」の22年間は貴重な財産となりました。毎朝3時起きで、大病もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。視聴者、出演者、スタッフ、家族、友人、皆さんが私を支えてくれました。

まだ、全てをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです。私個人としては、まだ心が動かされるものがたくさんあります。それらに時間を費やしながら、許されるならマイクの前に立ちたいと思います。長きにわたり「とくダネ!」をご覧いただきありがとうございました。もうちょっとだけお付き合いください。

チーフプロデューサー・渡邊貴氏(フジテレビ情報制作センター)のコメント


とくダネ!」は、それまで30年以上続いて来たVTR主体の“ワイドショー”の伝統的スタイルから脱却し、今や各局のあらゆる報道・情報番組で採用している“スタジオ・ボードプレゼン方式”を開発しました。

内容も、従来の“芸能・事件”偏重から、“政治・経済・国際・スポーツまであらゆるジャンルのニュースを分かりやすく解説する”という現代のニュース情報番組の礎を作ったといえます。22年目を迎える番組は、時代の変化や視聴者の志向の変化とともに、幕を下ろすことになります。

番組とともに、勇退される小倉キャスターへの感謝は計り知れません。部署のほとんどのスタッフが小倉キャスターに育てられ、視聴者と向き合う姿勢、情報を扱う大切さをたたき込まれました。

大病を経験しながらも復帰し、毎朝変わらぬ情熱でスタジオから情報を発信し続けてくれた小倉キャスターのためにも、そして番組を長年愛してくれた視聴者の皆さまに感謝の気持ちを込めて、スタッフ一同、残りの放送に全力で臨む所存です。

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