森川智之が“お世話する”ディナーショー調査報告書!

2017/02/23 19:00 配信

アニメ

声優・森川智之が、デビュー30周年&1月26日に50歳を迎えたことを記念して開催したディナーショーの模様を紹介!!

声優・森川智之がデビュー30周年&1月26日に50歳を迎えたことを記念して、ディナーショーを開催。会場の「グランドプリンスホテル新高輪 飛天の間」にファン約800人が集まる中、「森川智之30周年記念ディナーショー 冬の陽の暖かさに包まれて2017」と題して行われたディナーショーの模様を紹介する。

会場には、バラエティー番組「森川さんのはっぴーぼーらっきー」('14年ほか、tvkほか)など森川に関する物が展示された「森川智之ミュージアム」や“壁ドン”などを擬似体験できる等身大パネルが設置。また、テーブルにはこれまで森川が演じてきたアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」('16年、TOKYO MXほか)の吉良吉影、川尻浩作や「ワンピース」(毎週日曜朝9:30-10:00、フジ系)のエネルといったキャラクター名が付けられていた。

ショー開始前から工夫の凝らされたもてなしにファンの期待が高まる中、キーボードの音色に合わせて黒い衣装を着た森川がステージに登場した。オリジナル曲「JOLLY ROJER」を歌い上げた後、「皆さんのために準備しました」とあいさつした森川は、自身が考えた料理名とイラストを描いたMENU表を紹介。ディナータイムが始まると、森川はテーブルのファン一人一人と言葉を交わし、記念撮影などに応じながら、コース料理の前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートが終わるころには汗だくになって、全テーブルを回り切っていた。

ショー本編は、森川が声色を変えて複数キャラを演じるショートドラマでスタート。テレビ朝日系で放送された「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙3時間SP」で12位だったことや演じたキャラクターのネタが満載の音声ドラマに、白い衣装にチェンジして現れた森川は「格好良くいこうと思っても、つい笑いを取りにいってしまう」と告白し、さらにファンの笑いを誘っていた。

今回のディナーショーでは、ファンからリクエストを募集して演奏曲を決定。アニメ「今日からマ王!」('04年ほか、NHK Eテレ)などのキャラクターソングから、森川がボーカルを務めるロックバンド「BLACK VELVET」の楽曲まで幅広いジャンルから選ばれていた。

そんな中、同じ誕生日が縁で紹介VTRの声を担当したこともあるキャラクター、モンチッチくん&モンチッチちゃんがお祝いに駆け付け、一緒にステージを盛り上げることに。その曲は、アニメ「しろくまカフェ」('12年-'13年、テレビ東京系ほか)で演じたパンダママの「気ままにパンダママ」。森川はパンダママをイメージしたかっぽう着を着て、モンチッチくん&モンチッチちゃんと楽しげに歌っていた。

続いて、バラエティー番組「#ハイ_ポール」(毎週木曜夜1:25-2:55、フジ)内で放送中の3分アニメ「神々の記」からエジプト神話の謎の神“メジェド様”が降臨。登場キャラクターを全て森川が演じているだけでなく、オープニングテーマ「神々を讃える唄」も担当している。“メジェド様”のアンコールで、実は6番まであるという「神々を讃える唄」の1番を2回繰り返す中、アニメでは見られない“メジェド様”のジャンプやターンする機敏な動きに、会場の視線がくぎ付けになるという場面も見られた。

キャラクター以外にも、スペシャルゲストとして声優・三木眞一郎立木文彦が出演した。立木とは、アニメ「恋する天使アンジェリーク」('06年ほか、キッズステーションほか)などの原作「アンジェリーク」シリーズをきっかけに結成したユニット・2HEARTSの「夢のありか」など4曲を披露。二人の重厚なハーモニーに、ファンは酔いしれていた。

数々の持ち歌で美声を響かせる一方、森川はこれまでの活動や出演作、共演者・ファンとの出会いなどを振り返った。その中で、座右の銘は「有言実行」をもじった造語「夢言実行」だと明かし、「夢を自分の心にしまったままでは、夢のままで終わってしまいそうだと思って。言葉にすることで自分を奮い立たせ、一歩一歩前に進んでいこうと思い夢を語りだしたら、自分の周りから実現に向かって動き出した経験があります」と、夢を実現させてきた秘けつを語った。

全20曲、約4時間半におよぶ魅力がたっぷり詰まったショーの最後に、森川は「皆さんに楽しんでいただけたならうれしいです。これからも、いろいろなことに挑戦していこうと思っています」と、今後の夢を語り締めくくった。