本作の出演に向けて10kg減量し、完璧な肉体美を披露した北村は、劇場版公開初日の舞台挨拶で「食事制限はもちろんですが、ボクシングで落とそうと思ってシャドーボクシングに励んでました。家に帰ってからもシャドーをしたり、縄跳びしたり走ったり。野菜中心の食事制限をしてたんですが、歌うときは豚肉がいいとされています。撮影期間に野菜しか食べてなかったら声がカスカスに。ほかの仕事にすこし支障が出てしまいました」と撮影当時を振り返っていた。
北村同様、10kg減量した勝地は、大物俳優の父から見放され空虚な日々を送る売れない芸人・宮木を熱演。テレビ企画でプロボクサーの晃との試合が組まれ、芸能界引退を懸けた勝負に挑む事になる宮木の、芸人仲間の前でこそおちゃらけているものの、時折見せる虚ろな表情など表現している。
なお、本作の監督はNetflixの配信ドラマ「全裸監督」の総監督を務めるなど、数々の作品を手掛けている名匠・武正晴。第33回東京国際映画祭のオープニング作品として上映されるなど、高い注目を浴びているほか、SNSには「はちゃめちゃに面白くて」「胸が熱くなりました」「何度見ても泣ける」「森山未來の肉体の説得力」などのコメントも投稿されている。
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